高齢社長の仕合わせな日々 9 | 2022年6月6日

罰金を隠そうとする報奨担当

 当社21人の営業部員のうち3人が下期(2021.11.21-2022.5.20)お客様新規獲得ゼロだった。規定通り半期新規ゼロ罰金1万円を払うことになる。

 ところが報奨金集計表に罰金の項がない。報奨担当は「表には載せなかったが、給料から1万円は差し引く」と言っている。これはいけません。賞を明示しているので罰も明らかにしなければいけない。「信賞必罰」と「開示」は企業が大事にしなければいけない原理原則だ。企業集計の公明正大さはスポーツの世界の単純明快さと同質のものだ。

 ちなみに5月の営業・工場の報奨金総額は803,655円、罰金は30,000円だった。報奨金の集計表に計30,000円の罰金の項を入れて報奨担当は全社員にメール再配信した。