高齢社長の仕合わせな日々 15 | 2022年6月15日

創業70年のベンチャー

 当社(品川区、印刷業)は2022.6.19で創業70年だ。だからと言って記念行事も何もやらない。古い社歴などは「糞食らえ」だ。何の役にも立たない。役員・社員が古い歴史に縛られてしまう弊害の方が大きい。

 2021.9.1「当社はベンチャーである」宣言をした。ベンチャーとは「新しい技術、新しいアイデアを提案し、お客様の期待を超える感動サービスを提供する会社」だ。一例が、見積り提出時にお客様から指示の無い形状見本を自発的に作って持参するといったプラスαの行動だ。

 よく「老舗の会」「100年企業の集まり」、面白い所では「県市指定文化財所有者の会」がある。集まりがあることはとてもいいことだが、私が本腰を入れて加わる気はない。

 むしろ創業して5年未満のベンチャー若者社長の集まりの方が面白い。そこで「会社は6年続かないと信用されないよ」と私は偉そうなことを言っている。若者ベンチャーが丁と出るか、半と出るか。そんなことはどうでもいい。自己責任だ。ただ「自分で会社をやりたい」という意欲は尊敬する。

 ちなみに1948.3.1生まれのもう1社の足立区の段ボール箱製造会社は創業74年だ。