月: 2022年8月

スマホ充電コード330円で購入

 もちろん100円ショップで、である。喫茶店に置いてあった日経Trendyのページをめくっていたらスマホの充電コードが100円ショップで売られている記事があった。「100円ショップなら軽くて小さいだろう」と飛びついた。

 翌8/30、品川区戸越銀座商店街の100円ショップで棚を探していたら横にいた見知らぬサラリーマン風の男が「これがいいんじゃないかな」と推薦してくれたコードを買った。電源ソケットとコードの2点で330円。ソフトバンクのスマホショップで買えば 4,752円だ。何より小さくてコードが短いのがいい。旅行に携帯しても邪魔にならないだろう―と思った。

100円ショップで330円で買ったスマホ充電コードとソケット

 私は日経Trendyが好きじゃない。利殖と新商品の記事ばかりで内容がセコイ。今回は余りの手持ち無沙汰にページをめくっただけだ。これからも日経Trendyを愛読する気はない。

 しかし「1日1善」。1つ新しい局面が生まれると嬉しいものだ。これでホテルのフロントでいちいち充電コードを借りなくても済む。

資材値上げに心は平静

 世界情勢、円安であらゆる業界で値上げラッシュだ。10-12月でその勢いは増すといわれている。私の属する印刷・段ボール業界では8月までに段ボールシートが13%、用紙が15%、製版資材が30%仕入れ単価が上がった。

 でも、特に感慨はない。世の中の価格と並んで進むだけだ。普通の事と思っている。仕入れが10%上がれば売値の単価表は10%上げるだけだ。お客様には「申し訳ありません。仕入れ価格が上がったので見積り単価も10%上げます」と丁重に説明すれば了解をいただける。

 できれば価格以外で当社の価値を見てもらえればありがたい。スピード完了である。「チャッチャチャと仕事が進みお客様想定の工程日数の半分で完了したい」と当社は思っている。

 値上げが1大事業の会社があるが、単価以外の自社の価値をPRしたい。そうなると業顔ぐるみの値上げなどは意中になくなる。

 意中に無いから日頃と同じく私は日中あちこちの商店街をフラフラ歩いている。

ブログの順を新→旧にした

 私のブログ「高齢社長の仕合わせな日々」は、従来は上から下に旧→新に並べていた。これまで58本の記事がある。最新の記事を読むには時間をかけて上から下にスクロールしないといけない。

 「これでは数少ない読者にご不便をかける」と日付順を逆にして新→旧にした。8/26 WEBコンサルの㈱キュード海野豊さんの操作で簡単に完了した。

 私は文章を書いていると妙に心が落ち着く。一方的に書いて羅列しているだけで嬉しい。反響は期待していない。正確な固有名詞を検索したり、数字を再確認するうえで作文は有効だ。頭が整理されていく。

自転車の鍵をなくした

 不覚であった。8/25 大崎駅前の地下駐輪場に置いておいた自転車の鍵を紛失した。ズボン右ポケットに入れて置いたものだ。駐輪場の管理人があまりに馴れ馴れしいので「うるさい」と怒鳴って鍵をかけて2階の改札口に向かった。

 その時に落としたのかもしれない。こんな不覚を繰り返すようでは私はお終いだ。

 年と共に予想もしないことが起きる。発生したらじっとして30秒間善後策を考えることにしている。ともかくその場は何とか切り抜けて再発防止を考える。

 私は常時持ち歩くものは6つだ。スマホ、定期、鍵の束、お金、上顎の入歯、マスクだ。いつもこの6つを確認してから次の行動に入っていた。自転車の鍵も入れよう。確認はこれから7つだ。

手荷物が嫌い

 私は手荷物を持たない。毎日が手ぶらで移動だ。これは2006年 88で亡くなった父親からの遺伝だ。父がカバンを持っているのを見たことがない。父はおしゃれでいつも値段の高そうな背広と靴を身に着けていた。

 札入れには1万円札が80枚ほど入っており、それを銀座のホステスの前で何気なく開ける。札の多さに驚いたホステスは一様に嬌声を上げる。父は札入れから千円札だけを抜き取り1枚ずつチップを渡す。桁が1つ足りないがホステスたちは満面の笑みで受け取る。1980年代銀座華やかなりし頃こんな光景を何回も見せ付けられた。

 74歳の私も手ぶらだ。理由は手荷物を持つ意味が無いからだ。所持品は服のポケットに収まるだけの分量で充分だ。

 手ぶらのポイントは①傘を持たない。雨が降ったら濡れればいい。晴天の下365日傘を持ち歩いている人間の気が知れない。②旅行は宿泊先風呂で衣服は全部洗ってしまう。洗剤は使わない。水洗いで充分だ。1晩吊るしておけば乾く。だから布団の中はノーパンだ。③買い物をしない。2021年10月 96で亡くなった母親の遺品に旅先で買った人形や焼物が山と出てきた。全部廃棄した。それ以来買物に意欲がなくなった。「どうせゴミになる」。

 父と違うのは私は身なりがダメなところだ。①靴はアジア製の2,000円の運動靴。②ズボンは行きつけの御徒町のバッタ屋で1本2,000円。③ワイシャツはユザワヤで採寸済みの1枚4,500円。④チョッキは巣鴨地蔵通り商店街の作業衣屋で買った5Lの3,500円の網目。

 これらの共通点は、ゆるければいい―だ。こんな格好で街中をフラフラ歩いている。快調だ。

文庫本用紙共通化始まる

 王子製紙が開発した「共通文庫用紙」が拡大している。紙需要が減る中で製紙会社が出版社への用紙安定供給のための連携だ。今までは文庫本発行社ごとにお好みで用紙の選定をしていた。発行社もコスト削減のために共通用紙に動いている。

 これに対する私の印象は「どうにでもなれ」だ。対岸の出来事だ。文庫本印刷をやっていないせいもあるが出版印刷には全く興味が湧かない。

 問題はこれからの印刷のマーケットだ。マーケット動向は逆立ちしてでも知りたい。①若い起業家たちの3つの集まりに最高齢で参加 ②業界誌・紙を読み切る ③全社員が毎日書いている伝言板の熟読。これらは面白いから体が動くのだ。74歳で好きなことができることのありがたさをつくづく感じている。

風通しのいい職場で仕合わせ

 港区の虎ノ門ヒルズに行って驚いた。中小鉛筆ビルの集合地だったのが巨大高層ビル群に変貌していた。中に入って「こんなものだろう」と思った。①100%空調で②広いスペース。どこも1パターンだ。

 私はこういう建物に通勤しようとは思わない。良い建物の要件は①風通しがいい②日当たりがいい―だ。モーターで空気を入れ替える必要は無い。窓を開ければいい空気が流れる。室内の温度は電力で作り出すものではない。外気に合わせて窓とカーテンを開け閉めすればいい。自然と和合して働くのが1番だ。

 以前中央区のゼネコン本社を見学に行ったら、どうも暑い。社員は半袖で働いている。大きなビル全体の室温がなんと28度に設定されていた。「こんなところでは働けない」。私だったらサッサと退職届を出して他の職場に転職する。

 印刷会社旧館は築60年、新館は33年。段ボール製箱会社は築28年だ。旧いけれど何の問題もない。不具合が出れば修繕すればいくらでも快適なスペースに再現できる。年中窓・戸を開けてあるからコロナは外から入って外に流れ出てしまう。だから社員は健康だ。

分かりやすかったJBSのビジネスモデル

 8/17、JBS=日本ビジネスシステムズ㈱=社長の牧田幸弘さん(66)の講演を聞いた。JBSは年商750億円のシステム設計・運用の会社だ。牧田さんは新潟県十日町市出身。33歳でIBMから独立して1人でパソコンの販売から始めた。

 話す牧田さんは自分のBM(ビジネスモデル)を説明しようとするからこちらも理解し易かった。JBSのBMとは、米マイクロソフト社の技術に乗っかって設計・運用をやる―だ。

そこから先は応用問題である。JBSの戦略は

1、人材=新卒を採る。

2、マーケット=大手と取引する。

3、 会社方針=技術者中心の会社にする。請求書は技術者が発行している。現在の社員構成は技術80%、営業20%。

 牧田さんは新潟県人特有の素朴さを持っているから他人は警戒しない。更に計算が早いから会社どんどん大きくなる。面白い人だ―と思った。BMを重視する人の経営はうまく行く。楽して余剰資金が増えるからだ。

 評論家みたいなことばかり言っている私は真摯な気持ちで印刷会社と段ボール製箱会社のBM戦略を磨くために研鑽を積まなければいけない。

近藤誠慶大医師(73)が死去

 近藤さんは「医者に殺されない47の心得」の著者である。死因は虚血性心不全だという。早かった。

 知人でも何でもないが、私が信奉する医者は2人いる。近藤さんと安保徹(新潟大学名誉教授)さんだ。お2人の主張は「人間は免疫力でしか病気に勝てない。ならば免疫力を高めろ」だ。免疫力を高めるには心の負担を取り除け。大きな責任を負って仕事をするのが辛ければ、責任から外れろ。転職しろ-とも。私は賛成だ。

 「がんになったら治療するな」とも近藤さんはおっしゃる。「こんな医者に何で慶大は給料払っているのか」「イヤこういう男を抱え込むのは慶大の懐の深さだ」とも。面白い議論だった。

 私は薬を飲まない。緊急治療以外は医者にかからない。

 緊急治療を受けたのは3年前左足首のじん帯を切った時と今年の74歳の私の誕生日(1/7)凍結坂道で滑って出血多量で脳天を12針縫った時だ。それ以外は医者に近づかない。周りの人によく言う。「医者を見たら泥棒と思え」。人の顔を見ると「どこか悪い所はないか」聞いてくる。

 すべて「自分が悪いから病気になったと思え。酒量が多いと思ったら飲むな。野菜不足なら葉っぱを食べろ。女房がストレスだったら離婚しろ」「すべて自分の工夫でどうにでもなる。明るく生活して自力で治せ」というのが私の主張だ。

スマホで免許証更新予約した

 8/14 ソフトバンクスマホアドバイザー(26)にQRコードの撮り方を教わった。来年1/7の免許証更新6ヵ月前から75歳以上は認知機能検査、高齢者講習を受けられるというDMが届いたので早速スマホで鮫洲での試験日を予約した。できた。誰の手助けも受けずに完了した。これで私はスマホの1つのQRコード機能を習得できたのだ。嬉しかった。

 関門は2つあった。①カメラか Lineカメラどちらで撮るのか ②ピントを合わせてどのシャッターを押せばいいか。アドバイザーに教わったので自信をもって進むことができた。

 技術とはこんなものである。分からないことはとんでもなく難解なものに見えるが、手順さえ分かってしまえばあとはルーチンである。繰り返して行くうちに技術が手順になる。手順を知っている人を世間では技術者と言う。

雨が降ると庭を駆け巡る

 表題のような性癖を私は持っている。これを言うとほとんどの人は「犬みたいですね」という。マンション住まいだから庭はないが、私は傘を持ち歩かない。多少の雨なら濡れて歩き回ることは快感だ。濡れても放っておけば乾く。

 いつも傘を持ち歩いている人を見ると「バッカジャナカロカ」と思う。雨は天からの恵みである。ありがたく濡れれば蒸発と共に涼しくさせてくれる。

 8/13(土)は颱風8号の影響で断続的に降る雨の中を小さな折りたたみ傘を持って神奈川県横須賀市の街中を3時間ほど歩いた。私は25歳から1年半毎日新聞横須賀支局に勤務した。今や昔の知人はゼロだが「このビルの4階で美人母娘がスナックをやっていた」と思いながら鉛筆ビルを見上げて歩いている。

 当時は仕事がうまく行かない記憶しかない。他社の記者がスラスラと記事を書いているのに私は文章が書けないのだ。苦しかった思い出も40年経った今や薄らぎ、行く所がないと横須賀をふらふら歩いている。

冷房が嫌い

 連日34度という熱気だが私は冷房を点けない。空けた窓からの風が1番の清涼剤だ。あとは1枚ずつ服を脱いでいく。休日、会社に出ると事務所は私1人だけ。猿股1つになって熱いお茶を飲みアンパンをかじりながら新聞を読む。至福の時である。眠くなったら床に段ボールを敷いて長々と体を伸ばし15分ほど眠る。これまた気持ちいい。

 よくソファーに体を折り曲げて寝ている人を見るがこれはいけません。体は好きなように伸ばして横にならないといけない。だから私はベッドは嫌いだ。自宅10畳の畳の間には特大のせんべい布団を敷いて寝ている。帰宅してこの万年床に両手を伸ばして横になる瞬間私は「生きていて良かった」と思う。

 会社では段ボールが無かったらPタイルの床に紙か布を敷いて横になる。床だから平らだし面積は際限なく広い。どんな体形で寝ようと自由だ。

 私は水を大量に使うのは惜しいとは思わない。水で洗い流して水が蒸発する様は見ていて気持ちがいい。例えば便所の清掃は思いっ切り水を床に流し続ける。床の排水溝から立ち上ってくる悪臭は水が洗い流してくれる。床はデッキブラシで擦れば十分だ。水を流しっ放した床は自然に乾く。

 一方、電力を使うのは「もったいない」と思ってしまう。

 高層ビルが建てば莫大な電力を消費するようになる。「このビルの月間電力使用量は〇〇〇キロワット」と明示すべきだ。広大なフロアーに立つと「冷暖房、空調にどれだけの電力を使っているのか。無駄だ」と思う。「二酸化炭素排出量削減」を唱えても火力で発電しそれを野放図に消費するのはどうもおかしい。

 つまるところ「戦前のような外気を通して涼を取る生活・仕事場」が望ましい。

債務は国1000、企業469、家計357兆円

 各分野借金漬けである。

 金利が1%上がると、国債の元利払いが3.7兆円増加する。

           企業の利払いは2兆円増、

           家計は1.1兆円増。

だから日銀は低金利政策を続けざるを得ない。

 世間が債務漬けだからと言って歩調を同じくするのは危険だ。

2022/5/20の長期借入金

1、印刷会社=1,200万円(前期売上92,200万円) 2022.10で完済

2、段ボール製箱会社=5,300万円(44,300万円) 2024.1で完済の予定だ。

 両社とも安全な我が道を行く。世界はこれから何が発生するか分からない。ただ1つできることは債務(借金)を減らしておくことだ。

知らない入船町を歩いた

 東京駅から南東に向かいどんどん歩いた。昭和の建物が路地には残っているもののほとんどがオフィスビルだ。何の変哲もない街だが地名がいい。八丁堀、入船、明石町。昔の賑わいを想像しつつ歩くのは愉快だ。たとえ目新しいものが無くても、飲食店がパラパラであってもだ。

 この界隈の人は「築地が近い。築地に行けば店はいくらでもある」というが、私は「入船がいい」と言って飲食店を探した。

 夕方、知人と入った居酒屋は1品当たりの量が少ない。中国人ウェイトレスは不愛想だ。そこで水だけ飲んで料理をいっぱい注文した。19:00 店を出ると風が吹き、空は青く気分のいい夏の宵であった。私は酒を飲まなければ頭の中は正常でいられる。

面白い若手経営者交流会

 8/5(金)西新宿のヒルトンホテルで開かれたFV第182回経営者倶楽部に参加した。これは起業間もない若い経営者が集まる会だ。いずれ4,5年で消えるだろう会社の経営者300人が集まって交流する。しかし「経営したい」という意欲に燃える人たちとの会話は面白い。

 その中で珍しい職業のお2人がいた。

①受刑者採用コンサルの女経営者(32)

 受刑者が社会復帰できるよう就職口を紹介している。この世界は受刑者専門の求人誌もありハローワークでも扱っている。例えば受刑者が月給30万円で就職すると15万円は本人に、15万円はコンサルが預かる。2年内に再犯したら没収、しなかったら預り金を渡すという。受刑者の再犯率は48%だ。

 「矯正のお手伝いができ社会貢献という意識はある。これで食べていけるなら更にありがたい。やりがいがある」とおっしゃる。

②女納棺師(32)

 自殺体の修復が多い。5体バラバラになった轢死体などを遺族の希望で縫合することもある。化粧品の販売員をやっていたが納棺師の方が真実味があると思い転職したという。

 「少しでも元の姿に戻したいという遺族の気持ちを思うとやりがいがある」とおっしゃる。

 以上、お2人とも何故かなかなかの美人であった。

連日夕方会合に出席

 8/4(木)は東京駅隣のビルで開かれた大学の全学同窓会に出た。出席者は170人。3教授の短い講演の後、30人ほどが残ってペットボトルのお茶で立ったままの懇親会だった。殺風景だが「なかなか合理的だ」と思った。

 IT会社を転々としたという同年の男(74)と大学の副学長(67)と話した。総長は1人だが副学長は10人ぐらいいるという。副学長「私は来年定年だが、そのあとベンチャーをやりたい」「それはいい話だ。会社は6年続かないと信用されない。ともかくベンチャーをやるなら支出を切り詰めることだ」と私。御2人はいずれもザックバランの性格だったから会話は面白かった。ザックバランとは御自身の得にもならない話を喋ってくれることを言う。

 初対面の人と会話する私の切っ掛けづくりは

  1. 暇そうに1人立っている人にそっと近づく。
  2. 「あたしゃ74歳の印刷業者です。商売が暇だからこうやって出てきました」

 こんな調子に引っかかってこない人はいない。会話は弾み会合が面白くなる。

 このところ印刷機械メーカー、銀行の会合と続いた。出れば言いたい放題だ。つくづく「仕合わせな70代だ」と思った。

規律ある段ボール製箱会社にする

 薄汚れた段ボール製箱会社の雰囲気を改善するため1つを実行する。それは「担当検査者を機能させる」ことだ。

 一方の印刷会社では担当検査者が月1回の検査した結果を全員メールしている。「担当が自分の担当業務を誠実に実行しているか」検査者が検査したものだ。私はこの送信されてきた結果を見る度に安心している。

 担当はその業務の最高の権限者である。権限者が「やれ」と言ったら私を初め全社員がやらなければならない。権限者から指示が来ない限り社員はどう動いていいか分からない。

 段ボール製箱会社の担当検査者は権限放棄の状態であった。これを私が復権させる。

見つけた社員がその場で3S

 7/29(金)当社の段ボール製箱会社に行ったら社内が薄汚れている。「全員が3S(整理、整頓、清掃)から離れている」と感じた。

 積み重ねた丸椅子は埃だらけ。消火器を拭く人はいない。空にしておくべき営業部員の箱は書類の山。ひどい。

 社会保険労務士の柚木徹さんが「汚いところを見つけた人がその場できれいにする社風が必要だ」と言っていた。「会社に1歩入るとその社風が有るか無いか分かる」と。

 その時「正にその通り」と私は思った。当り前のように3Sに磨きをかけていく当2社にならないといけない。見つけた社員がその場で3Sする習慣が身に着けば当2社は更に強い会社になる。

段ボール製箱会社の赤字に目が醒(さ)めた

() まさか段ボール製箱会社が。

 鉄壁の増収増益システムを作ったはずの段ボール製箱会社が7月は117万円の赤字だった。「老後は段ボール製箱業で食っていく」積りでいた私の人生設計が狂った。段ボール製箱会社の手綱を締めていく必要がある。

分かりやすい表で社員1方向にする

 月1回開く全体朝礼の資料に表が20個ほど入っている。各課・係・グループの1ヵ月の結果表だ。

 ①対比は目標比、前年比の2つだ。これを見れば全社員の自分の成果が1目で分かる。

 朝礼終了後、7/26(金)の資料で分かりにくい9個の表の修正をやった。私が赤字を入れて表作成者が修正するという手順だ。

 ②表の書体は明朝だけ=書体の種類が多いと目がちらついてしまう。明朝体だけの新聞は安定した気持ちで読める。

 ③罫線は最細の点線と中太ケイだけ=奇抜な罫線を使うと中味の数字より罫線の方が勝ってしまい見づらくなる。

 ④文字数は減らす=言葉の重複をなくす。

 ①-④のルールの目的は、分かりやすい表づくりだ。当事者である社員が自分の立ち位置を ㋑分かってもらう ㋺改善策を決めてもらえるーような表にしないといけない。