高齢社長の仕合わせな日々 46 | 2022年8月5日

連日夕方会合に出席

 8/4(木)は東京駅隣のビルで開かれた大学の全学同窓会に出た。出席者は170人。3教授の短い講演の後、30人ほどが残ってペットボトルのお茶で立ったままの懇親会だった。殺風景だが「なかなか合理的だ」と思った。

 IT会社を転々としたという同年の男(74)と大学の副学長(67)と話した。総長は1人だが副学長は10人ぐらいいるという。副学長「私は来年定年だが、そのあとベンチャーをやりたい」「それはいい話だ。会社は6年続かないと信用されない。ともかくベンチャーをやるなら支出を切り詰めることだ」と私。御2人はいずれもザックバランの性格だったから会話は面白かった。ザックバランとは御自身の得にもならない話を喋ってくれることを言う。

 初対面の人と会話する私の切っ掛けづくりは

  1. 暇そうに1人立っている人にそっと近づく。
  2. 「あたしゃ74歳の印刷業者です。商売が暇だからこうやって出てきました」

 こんな調子に引っかかってこない人はいない。会話は弾み会合が面白くなる。

 このところ印刷機械メーカー、銀行の会合と続いた。出れば言いたい放題だ。つくづく「仕合わせな70代だ」と思った。