高齢社長の仕合わせな日々 73 | 2022年9月17日

訪問日時を決めようとしない不動産屋

 アパート管理をお願いしたい不動産屋(50)から電話がかかってきて初めて会話した。彼は大家さんからは絶大な信用がある。「いつおいでになりますか」と私。「手帳が無いので改めて電話します」。

 先方から電話を掛けてきて訪問日時の腹案が無いのだ。どの業界でもこのような会話が普通なのだろう。2時間後にまた電話してきてようやく訪問日時が決まった。

 当方のビジネス習慣では「○日14時にお伺いしたいのですがいかがでしょうか」と聞く。1発で面会日時を決めるのがスピード応対なのだ。

 私は不動産屋にイライラしたが、ジッと我慢した。「目黒区鷹番の私所有のアパート管理をやってくれるまで漕ぎ着ければいいのだ。それまでは我慢の連続でもいい」。

 当社の営業がお客様から好感をもって見られる理由はスピード応対にある。問題が完了するまでの時間が他社より遥かに短いのだ。お客様はイライラしなくても済む。「多少高くてもいい。お宅に発注しよう」となる。

 スピード応対によっていくらでも売上を増やすことができる。売上が頭打ちになったら、さらに時間短縮をやればいい。・