月: 2022年11月

東京商工会議所の議員名鑑

 東京商工会議所の活動を担う150人の写真入りの議員名鑑が送られてきた。2022.11.1-2025.10.30の3年間の任期で東商最高議決機関である議員総会の構成メンバーだ。

人形町の濱田家で赤坂芸者3人と写真撮る

 立候補制で東商会員の投票で決まる。私は東商品川支部の会員だから投票権はあった。しかし面倒だから推薦状(投票権)は書かなかった。名鑑に乗っているのは大会社、中小企業の社長・会長など様々だ。なりたい人が選ばれるのだから公平だ。そこが東商の良さである。

 どうせ活動するなら特徴あることをやってもらいたい。例えば伝統文化の継承はどうだろうか。地方によっては「芸者文化を絶やさないように」と商工会議所が手を差し伸べているところがある。新議員の目標は「日本再生・変革に挑む」だが、芸者文化を応援するのも東商目標とたがわないと私は思う。

メンテナンスしないなら売却する

 奈良県のKゴルフ場に行った。薬品会社が開いて61年という。清掃はされているが何となく乱雑だ。ガレス窓が1枚割れていた。山岳コースで道にタイヤ止めが無いからカートで動くのもおっかない。谷底に落ちたら大変だ。月曜だったから客も少ない。風呂場は大き過ぎ。どう見ても儲かっているように見えない。

 「私だったら売却する。値段はいくらでもいい。興味がなくなった物件は一刻も早く自分の視界から消す」と思った。

 一方で経営者の美意識が伝わってくる「センスのいい施設」がある。滋賀県の大手スーパー平和堂のやっているゴルフ場は、金は掛けていないが1つ1つの施設に納得がいった。枝木が道に落ちていることはない。藪の中にゴミもない。指摘するところがないのだ。

 私の所の当2社も同様だ。質素で小規模でも外来者に「なるほど」と思ってもらえるメンテナンスをやっていきたい。

アントキの猪木(49)を見た

 東京ビッグサイトで開かれたIGAS(印刷機材展)2022に行った。この展示会が開かれると胸がわくわくしたものだ。「どんな新しい印刷機が登場するのか」印刷業界の将来を占ううえで方向性が見えてくるのだ。

 ところが今年はサッパリ機材への興味が失せてしまった。効率UPの機械を買おうと思わないのだ。「生産性UPは外注さんがやってくれる。設備投資は外注さんがやってくれる」と思うからだ。上から目線で展示会を見ているのだ。はなはだ不遜な態度だが仕方ない。印刷会社のビジネスモデルが変わったせいだ。

 印刷会社のビジネスモデルは

  1. 最低限の基幹生産設備を持ってプラスαの生産は外注さんにお願いするーだ。

 小さなブースでレスラーの格好をした顎のしゃくれたピン芸人「アントキの猪木」が吠えていた。「侍ジャパンが何だっていうんだ。昨日は何見ていた」「サッカーだ」と私が言ったら「そんなもの見るの止めろ…」。何を言っているのか分からない芸人だ。馬鹿馬鹿しいからその場を離れた。ブースを出したメーカーは何のために意味不明の科白しか言わない芸人を呼んだのか。それでもニヤニヤ見ていた私にはささやかな息抜きになった。

品川法人会ボウリング大会に参加した

 品川駅前の品川プリンスホテルのボウリング場で11/22 開かれ60人が参加した。足元がふらつき初めて参加した私のボウルはガーターばかりだった。私が最低のスコアーだった。参加者は70代が多く皆さん元気だ。元気だから出てきた―ともいえる。

 ホテルの中華料理店懇親会で飲んだ紹興酒は旨かった。しみじみと酒の香りを楽しんだ。ビールダメ、梅酒ダメでたどり着いたのが紹興酒だった。やはり中華料理には紹興酒だ。

 近くにいた爺さん連中がロクでもない男たちなので中座して帰宅した。ホテルの西隣が我が家だ。

俺っきゃいない

 ドーハで開かれているサッカーワールドカップ対ドイツ戦で2点目のゴールを決めた浅野拓麿選手の言葉だ。スポーツ選手はこうでなくてはいけない。戦っているのは本人1人だ。途中出場を指名され「(点を入れるのは)俺っきゃいない」と心に決めて駆け出す。これぞサッカー選手である。

「皆さんのおかげです」などと言ったら当社の営業マンになってしまう。

名古屋産業人クラブに入って22年

 日刊工業新聞社が各地に作っている産業人クラブの名古屋に入ったのが2000.9.11だ。22年も経ってしまった。名古屋という製造業の本丸という土地柄に魅力を感じて工場見学や全国の集合旅行に参加してきた。参考になった。

 11/18 は岐阜関カントリークラブの大阪・名古屋合同ゴルフ会に参加した。大阪の中小企業主とも雑談ができ関西の空気にも接することができた。

 中に「親族がどんどん入ってきてニッチモサッチモいかなくなってしまった」といって自ら社長を退いた人がいた。「3人兄弟でもうまく行かないのにその子供たちが入ってきた。会社中親戚だらけだ。たまらない」「それでよく会社が持ったね」「金は回ってきた」「たいしたものだ」。話す人にウソはない。

 こちらも「印刷がダメで段ボール箱を作り始めた。7年間毎年赤字で現在債務超過は3.4億円だ」「でも段ボールはいいんじゃないの」「印刷と違ってマーケットは少しずつ広がっている。我々の業界は箱だけ作っていればいいんだ。椅子だのベッドを段ボールで作り出したら赤字が膨らむだけだ」。お互い事実だけをしゃべっているから話はグーッと面白くなる。

江戸川区企業の意欲感じた

 11/19(土) 江戸川区船堀のタワーホール船堀で開かれた「産業ときめきフェアin edogawa」に行った。地元中小企業50社がブースをもって展示・説明をやっていた。どこに行っても笑顔で丁寧に応対してくれるので面白くもありがたかった。

 ベルトのバックルを作っていた金属加工の職人が「ここに20年毎年出店してきたが商売に1件もならなかった」とぼやいていた。「あんたの主な収入は何か」と聞いたが明確な応えはなかった。それでも自分の製品を展示しようという意欲だけでも私は貴重だと思った。製造業の人間は誠実な人間が多い。

 駅近くの路地の「レモン」という喫茶店に入った。喫煙可で店も夫婦もレトロだ。注文したナポリタンは、ケチャップジャブジャブの昔ながらの喫茶店のナポリタンだった。「暫くぶりでいい喫茶店に巡り合った」と言ったら70ぐらいの店主は異常に喜んだ。

当段ボール製箱会社はアスクルより圧倒的に安い

 営業の山崎優介さんの伝言板で、中国人社長の高允(こういん)商事さん(台東区、食料飲料卸売業)が「これまでアスクルで買っていた段ボール箱を全部当社に切り替える」という。理由は簡単で、当社が圧倒的に価格が安いからだ。

 「そうか見積りはアスクルより圧倒的に安いのか」と私は念を押した。「そうだ」と山崎さん。これは売りになると思った。

アスクルより圧倒的に安い当社

 当社にはプラスαのスピード応対がある。「鬼に金棒」「弁慶に7つ道具」である。圧倒的な優位性をお客様に訴えることができる。こうなると商売は面白い。この筋書きで行くと営業の情熱でいくらでもお客様は増えることになる。

愛知県企業立地セミナーに参加した

 自宅の近くのグランドプリンスホテル高輪で開かれたので参加した。

 「トヨタ自動車のある愛知で更に企業を誘致する必要があるのか」と思ったが10万人前後の自治体では「もっとお財源が欲しい」らしい。いずれにせよ愛知は豊かな県だ。

 300人ほどが参加し10の自治体の長が5分間説明をやった。それぞれの市長・町長に特徴があってこれは面白かった。①交通の便がいい②補助金がある―が説明の骨子だが、豊川市長が豊川稲荷鮨の説明をしているのには笑った。

 続いての交流会では立食で酒、料理が山と出た。私はジュースを飲みながら鮨、そば、ひつまぶしを食べに食べた。雑談をしたのは2人だったが愉快だった。食べ過ぎて7分で自宅に帰り着き万年床に倒れ込んだ。

いい大トロに当たらない

 マグロの大トロが好きだ。ところが昼食であちこち行くがいい大トロに巡り合わない。運が悪いのか探し方が悪いのか。

 一時期常磐線三河島駅前の「鉄火丼」の暖簾の下がった2階の店に通った。ここの大トロ丼は凄かった。乗っている切り身は厚く本当の大トロだった。「ここの店は何でこんないい大トロを仕入れられるのか」1階の魚屋がやっている鉄火丼屋だがそんなことを考えながら夢中になって食べた。

 暫らくぶりに11/14 行くと切り身は昔の面影はなかった。食堂は繁盛しているが皆が食べているのは赤身、中トロだ。こっちの方が旨いのかもしれない。以前の大トロを出していたら店は赤字だろう。

 では私はどうすればいいか。旨い大トロを求めて街を歩き回ろう。些細な目標をもって歩ければ1日の張りになる。

ラジオ体操で効果抜群

 ラジオ体操を始めて7日になる。物凄い効果だ。両足跳びができなかったのがとりあえず両足で立てるようになった。今まで踵で立っていたから立って静止していられない。何とか指先に力を入れて立とうとしたが静止できなかった。

 それがラジオ体操で指先に力が入るようになった。格段の変化である。ラジオ体操しているうちに足の裏に力が入るようになったようだ。

 これまでは「人間歩いていれば健康だ」と言っていたが、歩いているだけでは足裏に力を入れられるようにはならない。歩き+ラジオ体操が必要だ。宗旨替えした。

 ラジオ体操1つで身も心も健全になる。

大橋建一さん(元和歌山市長、76歳)が亡くなった

 大橋さんは1971年毎日新聞社入社の同期だ。父上が和歌山県知事を務めた関係から56歳の時地元に担がれ和歌山市長を3期12年務めた。農夫然とした風貌で穏やかな人だった。

 毎年5月に71入社の同期会が開かれたが、幹事はまず大橋市長の空いている日を聞いてから開催日を決めていた。私は別世界の大橋さんと歓談するのが楽しみだった。

すしざんまい社長(70)の講話を聞いた

 築地で開かれた「木村清すしざんまい社長の話を聞く会」に11/9 参加した。狭い部屋に30人が詰め込まれ45分拝聴した。

 木村さんとは30年前、不動産業者の高桑誓治さんが主催していた勉強会「FMあさげ会」で一緒だった。当時木村さんは「私は商売を立ち上げるのは上手いが、どれも長く続かない」と言っていた。「正直な人だ」という印象だった。

 講話は得意の木村節だが声の出し方が特徴あり過ぎて何を言っているのかよく聞き取れない。うんざりして私は目をつぶって眠っていた。「あんた高桑学校の優等生だよ」と声を掛けに行ったのだがその意欲も失せて、早々に会場を後にした。

 出た鮨はまあまあだった。

洗濯機で洗った背広は格段に軽くなった

 初めて洗濯機で洗った背広で11/9 出社した。軽い。これまで染み着いた汗と垢が無くなったせいか。こんなに快適ならば背広を毎日着るのも悪くない。

 日頃はYシャツの上にジャンバーだ。身なりがラフだと軽く見られがちだ。2006年88歳で亡くなった父はおしゃれだった。身に着けるものは高額なものばかり。外に出るときはきちんと背広をきていた。

 私はそうはいかない。ゆるく着られればそれで十分なのだ。50代まではポロシャツで出勤していた。御徒町のユザワヤでYシャツを採寸して作ってからはYシャツの便利さに気づいた。夏は半そで、冬は長そでを10着ずつ作ってとっかえひっかえ着ている。

 当初はクリーニング出していたが昨年からは洗いざらしのままだ。快適である。

大手コルゲータが10台減少

 コルゲータとは巻き段ボールを平面シートにする機械だ。週刊包装ニュースによると従業員50人以上の大手では2013年278台から268台に減った。理由は機械の性能の向上のためだ。2013年と比べると1台当たりの生産能力は11.7%増えた。

 50人以下の中小はコルゲータが268台稼働、年生産能力は126億㎡と1986年比で29%伸びている。大手も中小も生産を増やしている段ボール業界の中で当製箱会社の戦略は以下の2点である。

1、売上は毎年25%増やす。

2、コルゲータは買わない。

 1台20億円のコルゲータを買ってしまうと毎日稼働させなければ元金返済できない。買った機械に人が追い立てられることになる。これはイヤだ。シートづくりは外注さんにお願いして当社はのんびりやって行きたい。

会社で1人ラジオ体操始めた

 私の出社は6:00だ。「どうせ会社に居るのだから」と家からトランジスタラジオを持ってきてNHK 6:30からのラジオ体操を11/5 に始めた。

 ここ10年腰の痛みに悩まされている。力を入れると左腰に鈍い痛みが走る。かばって歩くと自然と小股すり足の老人歩きになっている。パーキンソン病患者のようだ。哀れなものである。

 老人歩きの改善方法は分かっている。ラジオ体操をやればいいのだ。ラジオ体操は万能薬である。上手く組み立てられていて第1、第2をやればバランス良く体が伸縮し、血行が良くなる。中国の太極拳と同様に日本のラジオ体操は国民を健康にする礎(いしずえ)である。

 しかし面倒くさい。

 が、74歳の今、そんなことを言ってはいられない。腰痛と小股すり足の治療は喫緊の課題だ。鉄骨4階建ての印刷会社新館は飛んだり跳ねたりしてもびくともしない。4Fには6:30に出社している立派な社員は1人もいないから誰の邪魔にもならない。。問題は私が継続できるか―である。

三菱マテリアルは全社員(6,000人)にスマホ貸与

 「大企業はまだこんな段階か」と思ってしまう。当社・印刷会社と段ボール製箱会社の全社員スマホ貸与は3年前(2019.7.6)に完了している。

 10/25の日刊工業新聞によればマテリアルはスマホでイントラネット閲覧、全員がチャットできる―などの新機能を付けるという。だがポイントはスマホで会話するかしないかである。

ここで当2社のスマホ使用テーマを言えば

1時間に1回スマホ会話、返電は15秒内

1,1時間に1回スマホで会話する。1日=1回×8時間=8回スマホで会話しなければいけない。

2、返電は15秒内。

 この1,2が徹底されれば、当2社は日本1のスピード応対の会社になれる。簡単だ。

段ボール製箱会社の月末入金98.6%が現金

 10/31の入金は3,368万円あった。その内手形は2か月半の45万円1枚だけ。月末入金の98.6%が現金だった。変われば変わるものである。10年前 2012.6.29 製箱会社を買収した当時は現金入金は15%だった。

 営業のやり方次第で会社の安全度はいくらでも増す。倒産会社の原因を調べたら売掛金の70%が回収不能だったという例がある。回収不能であれば支払いに回せない→倒産という図式だ。

 手を緩めると回収不能売掛金は直ぐ増える。再発防止策は、支払い条件の悪いお客とは付き合わないことだ。「君子危うきに近寄らず」である。

教わったら当日3回実演する

 私は① 2週に1回ソフトバンク目黒のスマホアドバイザーに30分 ② 月1回WEBコンサルに60分講習

を受けている。

 しかし毎回その場で忘れてしまい、4回聞かないと自分でできるようにならない。これじゃとても効率が悪い。

 以後2つの事をやる。

  1. メモを取る。
  2. その日に教わったことはその日に3回実演する。