高齢社長の仕合わせな日々 130 | 2022年12月28日

年380万円売上お客様に取引中止を通告

 王子段ボール営業2課の丸田貴宏さん担当の㈱興亜紙業さんは支払いから現金化までが4か月と10日だった。「何とか現金化までの期間を短縮して欲しい」と2年前からお願いしていた。「他の所と支払サイトは同じだから変更できない」と興亜さんの回答が続いていた。

 12月に入り「いよいよこのままではいけない」と思った私は丸田さんの上司である芝崎孝一さんに「サイト短縮を強硬にお願いできないか」と言った。そして12/23(金)夕の芝崎さんの回答が「丸田さんが『来年2023から末締め翌末振込にしてくれなければ仕事を請けられない』と興亜紙業さんに通告した」という。

 これには驚いた。受注ストップ覚悟の通告だ。丸田さんは以前ちょっとした信用不安のあった調理会社との取引を中止した前歴がある。「サイトが3か月になれば上々」と思っていた私の方がビックリした。丸田さんの結論は過激だが「サイトの長いお客様との取引は是正する」という王耕の方針は貫けられた。

 これでとんでもない額の焦げ付きが発生することは無くなった。商売は爆弾を抱えながらやるものではない。互いに安心して商取引をすべきだ。

 だから王子段ボールと耕文社は外注さん・取引先への支払いは「締めて11日後の振込」にしている。