高齢社長の仕合わせな日々 125 | 2022年12月21日

電子手形が増えている

 紙の手形に代わって電子手形の入金が増えている。12/19(月)だけで耕文社には4件380万円入金があった。現金化の期日は1-2ヵ月後。わずかな決済先延ばしでどれだけの意味があるのか分からない。

 紙でも電子でも同じだ。経営者の体質の問題なのだ。早く決済してしまうか、先に持ち越すかの選択なのだ。王耕には「その場解決」という言葉がある。問題が発生したらその場で問題解決まで持って行く動作をいう。解決してしまえばあとは何も考える必要は無い。次の課題に向かっていける。

 王子段ボール、耕文社で利益が出る理由はそこにある。全社員が問題解決先送りをやり始めたら地獄だ。全社員が後片付けに追われる仕事ばかりで利益などはどこからも生まれない。

 一言で言えば「早く終わらしてしまうことだ」。それだけやっていれば効率UPし利益が出てくる。電子手形は問題先送りのアホ経営の象徴である。