月: 2023年1月

課題1つずつ完了、快感

 今年に入り私がやるべき課題が6つあった。①我が家のフローリングの貼り換え。②社内報72号の発行。③スカウト会社との訴訟の決着・・・・。いずれも完了したり完了形が見えるようになってきた。

 例えば社内報。原稿の集まりが悪く、従来の半分の8ページぐらいしか埋まらない。今号の主張すべき内容が固まらないーで進行しないままウロウロしていた。

 原稿締切りから3週間過ぎて社内報の主張は「オフセット印刷からの脱却」に固まってきた。原稿も増えてきた。

 焦ることはない。しかしスピード完了を意識しないと課題は完了しないままになってしまう。

上野駅構内のたいめいけんでハンバーグライス食べた

 たいめいけんと言えば洋食の名門。最近は川崎や亀有などに出店が盛んだ。年末、上野駅構内にも店があるのを見つけたので1/26入ってみた。

 ハンバーグを食べたが、期待したほどではなかった。知人の話では「あそこはオムライスがいいよ」とか。これからは上野駅でたいめいけんメニューを1品ずつ賞味していくつもりだ。

売上1社依存は✖

 帝国データバンクニュース(1/25)によると大阪府門真市の印刷会社が倒産した。「大手電機メーカーを主要得意先」とあるのでお客様はおそらくパナソニックだろう。

 いずれにせよ1社依存の売上構成では、私だったら不安でしようがない。お客様の方針はいくらでも変わる可能性がある。工場移転とか生産中止、発注先変更など。

 耕文社も20年間は日本電気様の売上が90%だった。危険な20年だった。当社がやっていたコンピュータマニュアルは冊子からDVDに代わった。現在、耕の日本電気様の売上はゼロだ。

 2桁の複数大口お客様と取引して私はやっと安眠できる。

渋谷スクランブルに登った

 渋谷駅に直結した渋谷スクランブル12Fの中華料理店で都立広尾高校の同窓会があった。窓が大きく、下を見るとほぼ垂直に地面が見える。「今の高層建築はこういうものか」と思った。鉄筋コンクリートの建物と違って壁が薄いのだ。その分部屋も広くとれるしガラス窓は大胆に大きくはめ込まれている。明るさ、景観が大きく広がっている。

 今、アチコチの高層建築が立て直しに入っている。浜松町の貿易センタービル、品川駅前の品川グースは取り壊しが進んで土台を残すだけになっている。建築資材の強化に伴い設計も革新された。最新設備に入れ替えるための建て直し投資が盛んに行われている。

 しかしここで踏み止まるべきだ。西欧では築150ー200年の建物がザラだ。旧い建築物を平気で使い切る精神が必要だ。減価償却も終わっているから利益を生み出すビルを使うべきだ。

 渋谷スクランブルも年月が経てば、いつの間にか使い勝手の悪い旧いビルになる。最新ばかりを追いかける必要はない。

中国富裕層、日本移住の関心高まる

 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版(1/20)の記事である。

 「コロナ、政治的緊張の母国にうんざり」。中国富裕層が経営・管理ビザで入国、移住は米国から日本にシフトーと見出しが躍っている。

 確かに東京都北部・埼玉県にかけて起業する中国人が増えている。王子段ボール㈱のお客様は中国人が多い。中国人ネットワークがあるようで「王の段ボ―ル納品体制は早くて便利だ」と連絡が行くらしく王に次々見積りが来ている。

 果たして富裕層に日本移住の動きがあるか私は確信は持てないが、中国人は商売民族だ。誰もが「自分で商売をしたい」と思っている民族なのだ。日本が自由で安全な国だと思えば多くの若い中国人が移住して来るだろう。

増上寺の山門の2階に上った

 「あそこには登ることはないだろう」と思っていた浜松町の増上寺の山門の2階に上った。阿弥陀像を中心に羅漢さんがずらり並んでいた。何よりも感動したのが2階から直線で浜松町駅まで見通せたことだ。

 私が入っている徳川みらい学会の1日見学会で徳川家の菩提寺の増上寺と皇居を見て回った。

参加者は皆静岡県の人たち30人で私だけがよそ者だった。しかし、今まで行ったことのない所も見れたし昼食は帝国ホテルのバイキングだった。よそ者だったけど大いに喋った。1人参加の人も多く喜んで私に応じてくれた。

竹内まりあ「駅」を毎日聞いている

 竹内まりあの声は華やかでいい。ユーチューブの画像が中央線だが、何の変哲もない駅風景がいい。日頃歩いているホーム上の動作が自分と重ね合わされる。

 そこに竹内まりあの声である。毎日「駅」を聞いて、次にサンドウィッチマンのコントを見る。便利な世の中になったものである。便利さを積極的に享受していこう。

うどん入り広島焼食べた

 小雨の中、自転車で品川区の武蔵小山商店街にお好み焼きを食べるため㈱耕文社から15分かけて行った。

 私は葛飾区生まれだが粉もの料理が好きだ。お好み焼き、たこ焼き、明石焼きなど。いずれの料理も関西の歴史が詰まっている気がする。「日本の文化は西から来た」という偏見を私は持っている。

 武蔵小山商店街の2Fの広島焼き屋に入ったら「うどんかそばか」聞かれた。反射的に「うどん」と応えたが、祭りでテキヤが作った広島焼は中身は全部キャベツのはずだった。「テキヤはうどんなんか入れないぞ」と言ったら、年取った料理人は「あっちは偽物だ」という。

 雨に濡れながら遠出して来ただけにうどん入りの広島焼は旨かった。関西出身の当社社員に言わせると「そば入りのそばは中華麺だ。麺入りは焼きそば、焼きうどんと言った方がいいのではないか」。

 これで課題ができた「どこのお好み焼きが旨いか」追究の旅に出ることになる。私はますます忙しくなる。

昼食でスッポン鍋(880円)食べた

 北区赤羽1番街の川魚専門店まるます家でスッポン鍋(880円)を食べた。あっさりした味でなかなか品のいい料理である。

 千円でベロベロになれるというセンベロ赤羽の中心店だけにまるます家の料理は豊富だ。鯉・鰻料理、馬刺し、ドジョウ鍋など昔からの郷土料理が軒並み食べられる。

 私はお茶で食事だがメニューを見ているだけで豊かな気分になれる。老女店員は「(スッポン鍋は)京都で食べれば20,000円だよ」という。それが880円だからありがたい話である。

労働環境は課長が作るもの

 部下が職場で不満を持っていたら

①課長はその内容を知らなければいけない=部下との雑談

②課長は不満解決のためその場で決定をする=その場解決

 これさえやって行けば、マネジメントは面白くなる。自分も部下も順調に回転しだすからだ。

 1つの業務で部下が苦しんでいたら、察知し次第その業務をはずしてやる。仕事の配分は課長しかできない。課長である権限者が再配分を決定すればいいだけだ。

 部下との雑談は「個人面談」などと大げさに言わずに階段の途中ででも気軽にやるものだ。回数多くやるといい。「今の希望を1つだけ言って頂戴」「やりたくない仕事は何」。

 天気の話などしないで部下の今の気持ちをしゃべらせるのが最高の雑談だ。

老舗を名乗ちゃダメ

 銀座5丁目の老舗洋食店N亭の昼食でビーフシチューを食べた。これがひどい。牛肉の塊が3つあるだけだ。肉は固いし香りもない。私としては珍しく1つを残してしまった。

 この店のウリは昭和8年創業だ。銀座のど真ん中の洋食店であれば誰でも魅(ひ)かれる。50席のうちこの日の昼客は4人。オープンキッチンでは6人が何をやっているのか分からないがしきりに動いている。従業員の話では店の場所は2回かわった、オーナーは3人目だという。TDB資料はない。私だったらこういう店の経営には手を出さない。  

 王子段ボール㈱は創業75年、㈱耕文社は70年だ。社歴の長さを言っても効果ゼロで、かえって社員の気が緩むだけだ。そこで王耕は2021年9月「ベンチャー宣言」をした、両社は「老舗どころかベンチャーである」「社員のアイデアと汗でお客様の共感を得ないとつぶれてしまう会社です」と訴えた

増加する無版印刷

 オフセット印刷はPS(アルミ)版に画像を焼き付けて大量印刷するシステムだ。近年は出版物、チラシ、パンフレットが必要なくなった。伝達手段がスマホ、パソコンに置き換わったからだ。

 そこで脚光を浴びてきたのがオンデマンド印刷だ。PS版を使わずトナーから色を転写するからデータから直接印刷が出来る。無版印刷である。無版印刷は①小部数はコストが低い②10分で印刷できる―という利点がある。

 ㈱耕文社はこの流れに乗りやすい体制にある。

  1. ここ10年オフセット印刷機を買っていない。
  2. 印刷機機長は自主保全で今のオフセット印刷機を更に25年使っていくつもりでいる。
  3. 使わない設備は直ぐ廃棄する社風がある。

 不良資産を持たない身軽な耕はアイデア次第でマーケットの需要を大きく取り込むことができる。これからが「わが世の春」である。兜の緒を締めて時代に向き合っていきたい。

恥ずかしながら満75歳になりました

 1/7で満75歳になった。10歳上の老人たちに「10年なんて『あっ』という間だよ」と脅かされ続けてきたから私も『あっ』という間に85歳になるのだろう。75は85歳への第1歩だ。

 しかしやりたいことは一杯ある。

1、スマホの習得

2、王子段ボール㈱ 経常利益30億円(2022実績 0.26億円)、㈱耕文社 売上 30億円(同 9.2億円)にする

3、若者と同じ速さで歩けるようになる

4、入会団体数を20→30にする

5、安全第1

2023 渡辺の抱負

王子段ボール㈱、㈱耕文社のビジネスモデル=優秀な外注さんに良品を作ってもらう

王=超大口(月売上100万円超)新規を営業部員×年2件とる

耕=4(①パッケージ  1月目標200万円

    ②シール        600万円

    ③手提げ袋       300万円

④カレンダー 年末までに4000万円

   戦略商品の売上目標額を達成する