月: 2023年3月

物凄いあんぱんに体壊しそう

 東急目黒線武蔵小山駅近くに「コミネ」パン屋がある。ここのあんぱんが凄い。あんこの量があんぱんの9割を占めている。値段は1個140円。店によると「あんこはここで作っている」。白あん、こしあん、ウグイス、選び放題だ。

 品川区西品川1の当社から自転車でチンタラチンタラ20分かけて行って、薄暗い工場の見える店先に立つと「ほっ」とする。「これで今日の甘味は十分だ」。

 「パンは直接持つな」「並んで頂戴」。うるさいかみさんにだけ我慢すればいい。

疲れ気味のベンチャー企業

 若手経営者育成の会に2つ入っている。75歳の私自身が育成されることを狙っての入会だが、参加者を見ていると若者たちが目指す方向を絞り切れていない。結果は最初の意気込みからの後退、ビジネスモデルの不明確化に陥っている。

 基本は「米の飯」である。例えどんなに利益が出なくても「私はこの商売でご飯を食べている。米の飯の商売をやり切ることで食べていける」という決心が必要だ。

 どんなに不器用で、パッとしなくても地味に商売をしていくスタンスが大事だ。もがいているうちにアイデアが湧いてくる。それを1つ1つやってみることだ。

三つ又地蔵で線香7束焚いた

 品川区大井1-55‐7の 三ツ又地蔵尊によくお参りに行く。昔、夏目雅子主演の映画「時代屋の女房」の舞台になった所だ。

 近くにナポリタンのやたらと旨い食堂「ハピネス」があるから昼食がてら行くのでどうしてもお参りの回数は増える。

 私の癖として「お線香が好き」なのだ。手を合わせる前にお線香を焚かないと気分が乗らない。3/27は風もないし安全だ。思い切って7束に火を点けた。持って行ったわら半紙は勢い良く燃え上がり着火も順調でもうもうたる煙に包まれた。

 私は真摯な気持ちで手を合わせた。近所の婆さんが大変な線香の煙に「これ幸い」とばかりに間借りお参りをして行った。

 文京区の地藏堂商店街の入り口にある地蔵尊は線香禁止になってしまった。残念だ。その点三つ又地蔵は貴重だ。

アイデア出しの毎日は面白い

私は何らかのアイデアを毎日出している。

 3/24 掃除の時は椅子を机の上に上げよう。掃除機が動き易くするためだ。

 3/27 毎日やっていた机の上に上げるのを週1に減らそう。

 目的は職場を綺麗にして売上・利益増を楽に実現するためだ。このような小さな新実行を数多くやって行くうちに売上・利益増が本物になっていくものだ。気づかないうちに目的が完了してしまう寸法だ。

 アイデアの威力は物凄い。私は社員のアイデアには無条件で乗っかる。必ずいい未来が拓けるからだ。

大手町パレスHエステールで昼食とった

 1度は行ってみたい食堂だった。皇居を見下ろし景観は言うことなし。ウェイターの接客も面白い。

問題は料理だ。コースで客を満足させればいい。コース料理が2つほどでそれぞれがコンセプトを秘めたものであれば十分だ。

 ところが客に選ばせる料理が多すぎる。客の方はどれが旨いか分からない。結果、下町の大衆食堂みたいになっている。注文した魚料理はそれほどでもなかった。

 パンは3種出たがすべて硬くて75歳の老人には食べづらかった。料理がこれでは折角のロケーションが生かされない。もったいない。

続く鑑賞会

 地唄舞、デキシーランドジャズの鑑賞会にこのところ小まめに参加した。行けば同じ鑑賞に来た初対面の人と雑談の花が咲く。

 徳川家の流れをくむおばさんはジャズの歌手でもある。私の知り合いだった会津の殿様との昔話をしたら涙を流し始めたのには驚いた。殿様とはいい思い出があったのだろう。かなり前に亡くなられた殿様は気持ちの広い方で我々観光旅行者と会津市内を一緒にまわった時は地元の人たちが「殿様、殿様」と寄って来たのには感動した。

 初対面の人は意外なニュースを教えてくれる。取り留めのない話を延々としていると鑑賞舞・音楽よりも面白い。

五体満足が1番の仕合わせ

 75歳になって階段の上り下りは必ず手摺りに掴まるようになった。転げ落ちたら大変だ。最近は右足のつけ根に激痛が走る。自然とメニエール患者のような小股歩きになる。

 先日山手線の吊り革に掴まっていたら背の高い若い男が席を譲ってきた。こんなこと初めてだ。「どうぞお座りください」。同伴者らしい横に座っていた若い女2人がニヤニヤ笑っている。

 私は断った。男はなおもしつこく席を勧めるのに「大きなお世話だ」と言った。2駅ほど行くと反対側の後ろの席が空いたので私はそこに座った。3人組はいつの間にかいなくなっていた。

 私は譲られた席に感謝しながら座るのは嫌だ。不羈独立で生活したい。そうならばその分自分で用心しないといけない。右足のつけ根の激痛にも我慢しなければいけない。いつかは回復するだろう。

  兎も角「医者に頼らずやって行きたい」。私の格言は「医者を見たら泥棒と思え」だ。

耕文社3S(整理・整頓・清掃)が急に磨きがかかった

 2つの事をやった結果だ。

1、掃除機をサイクロン式から紙袋式に切り替えた

  吸引力がまるで違う。床が見る見るうちに綺麗になった。

2、個人の3Sのやることを短い文章にした

  個人のやることを明確にした。過不足があれば文章を修正すればいい。

  磨きがかかり過ぎてどっかの宗教施設のようになったならそれでいい。3Sの行き届いた職場からは①公正なモラル②良品生産がなされる。

マスクする必要なし

 私はマスクを極力しないできた。息苦しいからだ。公共交通機関に乗るときも遠慮がちにマスク無しで外を眺めていた。この度「マスクは個人の判断」となって「ほっ」としている。

 そもそもコロナが収束に向かったのは、人類に抗体ができたからだ―と私は思っている。所詮感染症が収まるには、その動物に抗体ができるまで待たなければならない。

 私たちは大いに深呼吸して大声で仕事をやりましょう。

商工中金大森支店ゴルフ会に50人参加

 盛況であった。キャンセル待ちが4社あったという。

 コロナ下で金融機関はすべての行事を自粛していたが大森支店だけは行事を開いていた。これも二岡支店長の決断だった。「コロナ下でも半年ごとにゴルフ会を開いてくれてありがたい」とは取引先の言葉。

 「他行が自粛しているから当行も自粛する」がほとんどの銀行の方針だった。それを打ち破った二岡さんはご自身の考えで決断する人だ。偉い。

 4/1から浜松町の商工中金東京支店の執行役員として支店長に栄転するという。当然の人事だ。

納税しているが優申会に入れない耕

 品川法人会事務所に行ったついでに村山勉事務局長に「当社は毎年多額の法人税を納税しているが優良申告法人にする―という連絡が来ない。どういうことか」と詰め寄った。

 村山局長は「品川税務署が決めることだ。当法人会は推薦も何もやっていない」という。過去、優申会の法人の中には、納税額100万円の所もあった。耕は3,000万円納めている。

 話は長くなるといけないので打ち切って早々に引き上げた。優申会の会員になることは「それほど魅力的なことではない」と私は思っている。

 要はどっちでもいい。

銀行の機能は3つしかない

  1. 調達=借入
  2. 運用=預金
  3. 決済=振込・入金

 私がこの3機能を知ったのは今から25年前の50歳の時だった。アメリカでファンドマネージャーをやっている男が講演の切り出しで言った言葉だ。「銀行なんてチョロいものだ」と考え始めた。魑魅魍魎の組織が、急に単純なものに見えた。頭の中が整理されたことで変にバタつくことは無くなった。

 しかし、まだまだ苦労は続いた。銀行の仕組みが分かっても印刷会社の利益が出ないのだ。利益が出なければ余資が増えるはずもない。

 以来「利益を増やすにはどうしたらいいか」だけを考えるようになった。余計なことを考えなくなると利益増のアイデアも湧いてくるもだ。

王生産限度5万→10万/日にした

 段ボール箱のリピート受注が急激に増えている。感覚的には昨年の倍の受注が来ている。

 段ボールシートを王子段ボールで買う社内生産の1日の生産限度は75万㎡としていたが、社内生産では消化しきれず外注さんに丸投げで生産する量が増えている。

 こうなることを想定していたが、王買収後10年目の今回の爆発的な受注増に私は驚いている。あとはサービスの質を落とさず、来た仕事はすべて請けてやっていくだけだ。

 丸投げは王管理課で一定の外注差益率を取り、外注さんがシートを買って生産するやり方だ。1日に6件ある。従来は2件だった。

 増えた理由は王の ①スピード応対 ②見本提出の機敏さ―である。段ボール業界でやられて来なかった王営業の①②の動きにお客様が「便利な会社だ」と認めてくださった結果だ。

帝国データバンク(TDB)の創立は1900年

 分かり易い創立年である。であるならTDBは今年で2023-1900で創立123年だ。

私ほどA₄1枚のTDB資料(株主構成が入っていると1,760円)を参考にしている者はいないだろう。

1、名刺交換したらTDB資料

2、ニュースに社名が出たらTDB資料

3、お客様・外注さん新規開拓されたらTDB資料

4、会社のHPを見るより先にTDB資料だ。

その会社の買掛金支払能力を示すTDB評点は信用できる。毎日送られてくる日刊TEIKOKU NEWSは私の愛読書だ。

広島焼食べて仕合わせ

 品川区・戸越銀座商店街の中原街道近くに汚いお好み焼き屋がある。3/8、初めて入ったが味はマアマアだ。親子か聞きそびれたが、おばさんと若い女が笑顔で接客してくれる。

 私は関西の粉もの料理が好きだ。祭りでテキヤが排除されて広島焼、たこ焼きもなかなか食べられなくなった。「こんな単純な料理に何故こだわらなければいけないのか」と思うが、旨いものは旨いのだ。

 根底には「関西には文化がある」という先入観がある。ソースのべっとりついた粉もの料理は文化の一端であるように思う。

戸塚CCで高齢者平日競技

 75歳以上の競技だ。平日来場者を増やすのが目的だが、元気な高齢者が増えて暇を持て余しているからゴルフ場のアイデアによる新しい競技会だ。私は「絶好の競技会」と思って参加した。今年2回目の開催で参加者は40人。

 本日の同伴者は79歳と75歳のリタイヤ―組。2人とも経歴など自分説明をスラスラとやるし、マナーでうるさいことは言わない。天気よく快適な1日であった。

 世の中には馬鹿みたいに自分説明を細かくやる人がいるが、こういう人は「正直な人」と思う。プラスになることばかりだ。私はこういう人に好感を持つ。

王シート受注が4万/日超えた

 「突発的なことではない。1日4万㎡超の受注がこれから続きそうだ」と幡野さんの観測。製函課は仕事が溢れニッチモサッチも行かなくなる。

 王子段ボール㈱責任者の菅原さんは当面

①製函課人員を1人増やす。

②管理課は丸投げを受注と同時に決断し、製函課の仕事を空き気味にする―をやるという。

 買収当初、私は王工場の1日の生産限度量を5万㎡と見ていた。それが限度量に近づいてきたら一刻も早く体制を作らないといけない。王の特徴は「極端な短納期を実現する」ことでお客様の支持を得ているからだ。

 王営業は「受注を控える」という発想はない。闇雲に仕事を取ってくる―しか頭にない。困ったものだ。

うんざりする研究者の中国観測

 ズバリ分かり易い中国の未来像予測は面白い。

1、関西の大学教授が数年前「阿片戦争前の版図が中国の狙いだ」の言明は分かり易かった。清朝末期だが中華民族が支配した最大国土だ。

2、元外務省専門家の10数年前の予言「中国はまず香港化し、次に台湾化する」。

 1,2が私の記憶に残っている分かり易い中国観測だった。その後の状況を見ると「外れた」と思えるものもあるが、当時のものとしては貴重な分析だったと思う。

 ところが白黒はっきりしない観測がとても多い。当たるも八卦、当たらぬも八卦である。1,2のように言い切った予想は歓迎だ。反対に訳の分からない学者の予想は願い下げだ。そんな講演を昨日(2/28)聞いた。