月: 2023年5月

全段連のゴルフ会から除外される

 全国段ボール連盟が愛知県三好CCで毎年やっているゴルフ会の案内が来なかった。

 「今年は人数を絞ってやる」という事務局の説明だ。参加すれば同伴者から段ボール業界のニュースが聞けて私には有益な会だった。当社が絞った人数の中に入らなかったのだから仕方がない。

 全段連の基準は段ボール原紙からシートを作る①コルゲーターを持っているところが大きい段ボール会社。②持っていない王のような会社は小さな所という。コルゲーターは1台20億円もする。

 前年比-7%と業界売上が縮小している中で王子段ボールは前期比25%増の売上を上げた。

 除外されたのだから「こん畜生」とばかりに今期もガンガン売上を上げてやろう。

私はスイカ(西瓜)男

 5月下旬に入り俄かに忙しくなった。スイカが八百屋の店頭に並び始めたのだ。熊本産の5Lを愛車のトランクに載せてせっせと運んでいる。5Lを10日で食べ尽くす。

 購入する品川本通り商店街の八百屋「八百福」は元々社員食堂に野菜を大量に納品していた。だから世に言う「くず野菜」を大森市場で仕入れていた。曲がったキュウリ、小さなサツマイモなどスーパーではお目にかかれない面白い野菜がある。

 そういう店だから特別甘いスイカは期待できない。三浦、松本ハイランド産は旨いが八百福は「高いから仕入れない」。それ以外の産地でも新鮮で水分が大量にあれば満足だ。

 日が経つにつれ産地は倉吉、千葉、山形、青森と北に上がって行く。私は八百福に並んでいる物を「これくれ」と言って指さして買うだけだ。

スマホのボタンを押しまくる

 おっかなびっくりでスマホのボタンを押せなかったが、最近になって「兎も角押してみる」に変わった。私の2023年年頭の「満75歳の抱負」5項のうちの第1番がスマホの習得だった。「兎も角押す」で習得が早まる予感がする。

 テレビのリモコンも同様だ。番組表の機能も先週で使えるようになった。大相撲の深夜ダイジェスト版を見たいがために不規則な放送開始時間が分かるようになった。

 押しまくることで小さな発見があり、それが体で覚えた習得に繋がった。

サイゼリアの値段に驚く

 目黒区自由が丘の外食チェーンのサイゼリアに入った。学生服の客で満席。フリードリンクとイタリア料理が1,000円内で済む。

 何時間居てもいいという。学生たちは普通にノートやスマホを見ている。「こういう商売も有りか」と思った。

 私は「安さ追求」の商売はやりたくない。程々の値段で販売し、作る方は安さ追求したい。

課方針が着々と決まる

 5/21から王子段ボール・耕文社の新しい期の始まりと同時に①目標②行動手順が決めなくてはならない。少し遅いが、決めるのも早いし実行も間髪を入れずだから①②は5/31までには、骨子を決定する。

 ポイントは骨子が分かり易く表現されているかだ。全社員の理解のもとにスタートしなければ実現は不可能だ。

 私は担当と何回も骨子試案の赤字入れのやり取りをして完成に持って行く。

みずほの全国セミナーに初参加

 東京港区芝公園のプリンスパークタワーのやけに広い会場に全国のみずほ銀行取引先700人が集まり懇親会が5/23開かれた。耕の決済行の五反田支店からの出席は私1人だけだった。 

 オレンジジュース片手に切り出し文句は「あんた何(仕事)やっているんだ」。見ず知らずの年寄りに声を掛けられた方は「ムッ」としてにらみ返す。そこから会話が始まる。

 私の趣味は「初対面の人と雑談する」ことだ。絶好の獲物が700人もいるのだから水を得た魚になってしまった。

 「土地はどのぐらい持っているのか」「16万㎡だ」「それじゃ固定資産税が凄いでしょう。毎年いくら払っているの」「14億円だ」「その分土地から収益を上げないといけないネェ」。

三社祭で二の宮について回った

 本社(浅草神社)神輿の出る5/21(日)、台東区で開かれている三社祭に行った。私は例年、本社神輿の出る最終日に行き二の宮について回ることにしている。

 行ったのはいいが①人が多すぎる②弱っている足で歩くのが辛かった―で17時には帰途についた。

 三社祭のいい所は歩道に寝転がったたりして担ぎ手や囃子方が休み休みやることだ。無理しちゃいけない。

 80ぐらいのおばあさんが歩道で倒れているのを通行人が介抱していた。倒れた方は必死だが、家に引き篭もらず1人で祭り見物に来る老婆の意欲は称賛したい。

担当した時アイデア実現できる

 王子段ボールと耕文社は担当制のもとに動いている。担当の指示で3S大会・検証が行われ、みるみる社内が綺麗になっている。担当の手順は

1、エクセルのフォーマット確定=Planを決める

2、指示を出して実行させる=Do

3、フォーマット通りに実行されたか検証する=Check

4、Planに微修正があればフォーマットに変更を加える=Planを磨くーで動いている。

 一旦担当になれば自分の好きなように推進できる。傍から見ていて「見事だ」「まるで進んでいない」と判断できる。

 進んで担当になり1-4の輪を回転させると面白い。「あれよ、あれよ」と社内が変わって行くのが分かる。

 これが世に言うマネジメント技術なのである。

みずほ支店長に正直に応えた

 5/15夕、宇野忍みずほ五反田支店長が来訪した。「1つ質問してもいいですか」というので「何ですか」と私。「御社の財務体質が異常にいいのは何故ですか」と聞く。相手が銀行だから正直に応えた。

 ①新規開拓をやる営業部にしている。だから主要生産物の変更が可能だ。

 ②印刷機械を買わない。だから大きな借入金が発生しない。

 ③外注さんにお願いしている比率が高い。支払いを早めたり外注さんのためになることをやって逃げられないよう気を使っている。

 反対にこちらから質問した。「五反田支店は営業の訪問件数が1日2軒じゃ少な過ぎる。1日5軒取引先を回らなきゃだめだ」と私。銀行に言いたいことを言えるのは、みずほの借入残高がゼロだからだ。

業界成長率-7%、王は+25%

 段ボール業界の①原紙②シート③製箱の3業界とも2023.3月までの年間売上の前年比は-7%だった。これに対する王子段ボール㈱の製箱売上の前年比増加率は+25%だ。

 要は1企業と業界の伸縮率とは関係ないのだ。王耕がスピード応対に磨きを掛ければ異常なほどの売上伸長を果たす。

 王耕のビジネスモデルに基づいて全社員がやって行けば業界の数値とはかけ離れた売上増が可能になる。

体重85キロの攻防

 4/5心不全で入院時、体重は90キロあった。1か月と10日経って85キロ±1キロで推移している。一時は80キロを目指したが、とても無理と分かった。

 86キロ超えで落胆し、84キロ台で歓喜している。85キロを挟んでの攻防だが、自分では適正な数値と思っている。

5月は柏餅が旨い

 スーパーで売っている和菓子の品質が馬鹿にしたものではない。1パック300円前後の和菓子がどれも良くできているのだ。

 「これでは小さな和菓子店は大変だろう」と思いながら1日遅れの20%引きの和菓子パックをせっせと買い物かごに入れている。

 商品のレベルがどんなに高くなろうとも和菓子業界では無言の業界内競争が行われ、私たちはその結果の旨くなった分を享受している。

 5月に入り柏餅ばかり買っている。旨い。

 和菓子業界の人たちは季節の変わり目を意識しつつ無言の業界内競争を楽しんでいるのかもしれない。

磨きをかける動作を面白くやる

 現在ある当社の分析したエクセル表に手を加え、その効果を倍にする。

 例えばTDB(帝国データバンク)の倒産予測値。この表を基にお客様に受取手形の短縮をお願いすることを始めた。「90日以上の手形は受け取らない」が決まった。

 当社HPの内容も磨きをかけるようにした。沿革のページが甚だ不明瞭だった。例えば代表名が入れてなかった。私が「1978年に社長になった」と入れた。これで読者は興味深く耕HPを読んでくれると思う。

 エクセル表は沢山ある。これに磨きをかけることで効率よく売上・利益増に繋がっていく。

働く人の3つの仕合わせ

1、原理原則を教えてくれる上司

2、価値観を共有できる部下

3、心の休まる友人

この3人に巡り合った人は仕合わせである。

①部下がいたら「原理原則を教え続けているか」

②上司に仕えていたら「上司と価値観を共有できているか」

③友人に「会って心の休まる人はいるか」

を問い続けると面白い。

3年ぶりの公庫懇親会 笑顔笑顔

 日本政策金融公庫 営業1部懇話会に5/9参加した。80社が集まり雑談で盛り上がった。名前は忘れたが昔からの面々に懐かしくあいさつした。

 耕文社は公庫の借入残高はゼロだ。それでも耕旧館・新館は公庫に根抵当に入れたままだ。理由は懇話会に継続して入っていたいためだ。

 懇話会幹事が「渡辺さんの要望通り秋に1泊企業見学会をやることになった」と言ってきた。ありがたい話である。私は「サンキュウ」と応えた。

シュレッダー2台を廃棄

 耕文社総務課と制作課に配置されていたシュレッダーを5/2廃棄した。これで耕にはシュレッダーが無くなった。

 情報の外部流出を防ぐための機械だが最近はほとんど使わなくなった。細かく裁断するのに時間がかかるためだ。当社ではお客様情報は破いて廃棄するなどで充分に秘密情報の外部流出は防げている。

 稼働しない機械を職場に置いておく必要は無い。職場はスカスカの状態にして社員が効率よく移動できるようにしておくものだ。

伝言ゲームは禁止

 8:00の耕文社の課長朝会で伊野さんが「総務課の請求書発行のやり方を改善して欲しい」と言った。それに澤本総務課長が「担当の岩本さんに伝えます」と応えた。

 総務課員の不備を営業課長が課長朝会で言う方もおかしいが 、請ける方はもっとおかしい。「それは担当の岩本さんに直接言ってください」というべきだ。総務課長自ら伝言ゲームの伝言役になってしまうのだから始末に悪い。

 未熟者同士の会話が進行している。この程度の議論しかできないのであれば課長朝会は止めた方がいい。

文章には固有名詞と数字を入れる

 どんなに短い文章でも固有名詞と数字を文章に入れる。にわかに分かり易くなる。

例えば

✖ 私は近日中にスマホの先生の指導を受ける。

○ 私は5/11、ソフトバンクスマホアドバイザーの松前さんの30分スマホレッスンを受ける。

 文章は読む人に分かってもらうために書くのである。○の方が遥かに状況がイメージでき分かり易い。固有名詞と数字を文章に入れて〇の文章を書けるよう練習すべきだ。

地獄のGW始まる

 毎年のことだ。行楽地は人であふれ、電車は混み、安ホテルは満杯。これだけで外出する意欲は無くなる。

 4/29は戸塚CCに行った。天気良く今年初めて半ズボンで回った。サッポロビールをガブガブ飲み気分のいい1日だった。

 5/3―7のGW地獄の後半は近場をウロウロすることで乗り切ろう。