75という歳のせいか天ぷら、肉料理を食べなくなった。本人は「脂っこいもの食べなくなって、これ幸い」と思っている。
年を取ったら野菜を食べていればいい。かと言って野菜の摂取量が増えている訳ではない。
毎日、蕎麦とパンと牛乳だけは十二分に食べている。好きだから食べているのだ。
渡辺
75という歳のせいか天ぷら、肉料理を食べなくなった。本人は「脂っこいもの食べなくなって、これ幸い」と思っている。
年を取ったら野菜を食べていればいい。かと言って野菜の摂取量が増えている訳ではない。
毎日、蕎麦とパンと牛乳だけは十二分に食べている。好きだから食べているのだ。
フォント(書体)メーカーのモリサワの懇親会に7/26初めて参加した。耕ではモリサワとフォント使用の契約を結んでいる。1ライセンス39,000円×10PC=年39万円。王耕の名刺、HPのフォントは見易いモリサワ「RGゴ」を使っている。
60人ほどの参加者はいずれも文章印刷の匂いのする人たちで懐かしくもあり話はいくらでも広がった。
森澤彰彦社長の話では①フォントは年に200件新しいのを作っている。②世界170言語のフォントを流している。使用者からフォント使用料を取る商売だが、儲かる立派なビジネスモデルである。
例によって言いたいことを言ってサッポロビールをガブガブ飲んで、とても愉快な晩であった。
人間とはつくづく面白い動物だ。1つの事をやり続けていると学習効果を生み出す。世に言う「習うより慣れろ」だ。
これにアイデアがプラスされると効率は飛躍的にUPする。慣れによるUPどころではない。かかる時間は半分、4分の1、10分の1-と桁違いに短縮される。
それが人間だから恐ろしい。他の動物では太刀打ちできない。
折角人間に生まれたのだからアイデアで生きていくのも1つの手である。「10分の1の労力でできないか」「「10分の1の労力でできないか」と世間を彷徨(さまよ)ってみようではないか。
工業用ゴム製品製造業の明和ゴム工業㈱さん(大田区、評点60)はオフセット印刷機メーカーの3分の1の価格でゴムローラーを再生してくれる。安武印刷課課長が発見してくれた。
ゴム部品は重要である。4輪車・自転車のタイヤ、機械の接着面に使われている。ゴムさえ新品で正常に機能されていれば生産品も確実に良品ができる。このためにゴム交換の頻度を増やすという方法がある。
王耕共にゴム接着面の多い設備がかなりある。王製函機にも数か所。耕CTP、折り機にもある。すべて明和さんに頻繁にゴム更新をしてもらうという手がある。
今回の明和ゴム工業さんとの新規取引は王耕製品の品質向上に大いに貢献することになるだろう。
サッポロビール黒ラベルは1番美味しいと思っているから3日連続して飲んだらたちまちおかしくなってしまった。ノドが変に渇き、情緒が不安定になってきた。これはまずい。これから1週間酒を飲まなければ元に戻るはずだ。
こんなことを繰り返している。ちょっとでも酒が過ぎると警鐘が鳴る。実に都合のいい体質だ。2018年、88歳で死去した酒がダメだったオヤジの体質を受け継いでいる。
大酒飲みはダメだ。体を壊すし寿命も短い。
みずほ銀行五反田支店の取引先懇親会がホテルで開かれた。4年振りとあって私は体調を整え満を持して参加した。
昔の知っている人は5人ほどだった。それでも懐かしく言いたいことを言って愉快な時間を過ごした。
感じたことは経営者の世代交代が進んでいることだ。「2年前社長になりました」という男には「社長は面白くやるものだ。社長が辛かったらサッサと交代した方がいいよ」「そんなことはない。頑張ります」「それなら好きなようにやれよ」。
無責任な会話をビールを飲みながらやって私はますます好調だった。
耕管理課から外注さんへの見本10封筒を持って4tトラックドライバーの竹内さんは「これほとんどがオンデマンド印刷」と肩を落とす。
急激に減るオフセット印刷の中で私は何で印刷しようが構わない。マーケットの要求するままの生産設備で作って行くだけだ。
一方、オフセット印刷の自主保全が着実に進んでいる。①ローラー交換 ②ニップ調整 ③水の補充―この3点をやって行くだけで良品生産ができる。機長もポイントを心得ているから不良発生はない。
マーケットは縮小するが印刷生産物の品質はますます安定してきた。こんな快感はない。何故なら耕文社は印刷会社なのです。
懇親会に参加して交換した名刺はほとんどがゴミ箱の中である。これを改善する。再度お話を聞きたいと思った人には私からTELして面会を求めることをやってみたい。
先方が「会いたくない」と言ったらそれでお終い。このところの会合で再度会ってみたい人が2人いた。自らベンチャー企業を始めようとしている母校の工学部の教授と都民ファーストの会幹事長代理の女都議だ。
私の方から「電話をしたい」と思ったきっかけは話が面白そうだからだ。場合によってはこちらから何らかの提案をしてもいい。あくまでゲーム感覚だ。丁と出るか半と出るかの乾坤一擲の勝負ではない。ただのゲームなのだ。
私はスマホでもショートメールはやらない。直接電話で声を聴きながら話をするとその人の気持ちが伝わってくる。そこが面白い。
商工中金大森支店の総会が7/13(木)グランドプリンスホテル高輪で開かれた。
気分が浮かれていたせいか初めから「飲みたい」と思った。前日の公庫営業1部の懇親会ではジュースだけだった。
1人孤独に立っている人に「あんた、お仕事何」と声を掛け適当に雑談を交わす。これが愉快なのだ。こういう会に出席できるだけでありがたい。
日本政策金融公庫営業1部の会合に出席した。あまり面白くなかった。ニュースが無いのだ。
公庫から借金をしていることで誇りを持っている中小企業主ばかりだ。借りる金に色がついている訳ではない。
それに借金する方に華やかさがない。「公庫からの資金で新しいベンチャーを始める」といった話が出るわけではない。
「公庫の会合に出るのも考えるか」とチラリと思った。
㈱耕文社は5/20決算で消費税939万円、都税654万円などオヨソ3,000万円を7/11納税した。王は都税、消費税だけだ。これで1件落着である。
これからは新しい年の目標に向かって前進するのみだ。目標は王売上≂年300億円、耕は30億円である。
ここ10か月で王耕に7人の女社員が入ってきた。新卒2人に中途採用5人だ。
概観して言えることは「女は物事の白黒の判断が早い」である。結論が早いから始める動作は分かり易い。その点男社員はスタート前に「あーでもない。こーでもない」というが本人の結論が出てこない。結論がなかなか出せない男社員に付き合っているのが面倒になった。
ひどい時は男社員をなだめながら実行させている。こんな連中と付き合っていたらこっちが病気になってしまう。
女社員が増強されるたびに「頼りがいある社員がまた1人増えた」と思ってしまう。
私の満75歳の抱負は「王を売上300億円、耕を30億円にする」ことだ。女社員はこの売上目標実現のために活躍してくれるだろう。男社員に期待する予定はない。
7/7(七夕)の耕文社決算報告会は気持ち良かった。報告書を組み上げてくれた張本人の岩本由美総務課主任が休みだったので急遽私が報告することにした。
マイクを持って草履をはいていると足指の踏ん張りがきかない。途中から裸足でPタイルに立つとひんやりして気持ちいい。更に指先の踏ん張りも効いて体が安定した。
皆さんにお知らせしたいことをジックリ焦点を押さえてしゃべることができた。報告会とはいえ半分は貸借対照表と損益計算書の仕組みの会計上説明だった。
今回初めてやったことは「参加者全員が質問する」という形式だ。一通り報告が終わった後、左端から順番に質問に立った。まごまごしている社員は少なく、それぞれが「聞きたいことを聞いてきた」という感じだった。答える方も「分かりません」では済まない。なるべく具体例を出しながら答えるようにした。
振り返れば「面白い決算報告会であった」。何よりも私が浮かれ、しゃべりがいのある会であった。
全国段ボール連合会と全国紙器及び印刷インキ工業会は2024.4から段ボール用インキを標準色18色に集約する。
この他補整色32色と特煉色があったがこの2種インキの生産量は全体の24%であった。
この2種インキを止めて標準色18色に集約することでCO₂排出量の削減と段ボール印刷に関わる無駄が大幅に削減される。
いいことづくめの18色集約に王製函課も便乗して効率UP を図る。
米国法人のチェーンコアが1曲1,551円で185ヵ国配信サービスをやっている。
無名のアーチスト(歌手)はチェーンコアに載せて1発当たれば大アーチストになれる。曲を探す方も、例えば清涼飲料水の広告音楽を探していれば、チェーンコアから最適の楽曲を選べる。
レコード、CDの楽曲の固形物販売は衰退しCD売上は98年ピーク時の20%だ。通信の簡便さに移行している現実だ。
日経MJの6/23 記事の受け売りだが、王耕は ①段ボール箱 ②パッケージ ③シール ④手提げ袋 ⑤カレンダーの5品目の固形販促物の製造が本業である。
さてどうするか。A、通信事業に手を出すか B、固形販促に通信を融合させるか。アイデアの出し所である。
王子段ボール、営業部1課の山崎優介さんの7/4伝言板によると、和光市の塗装卸売業のタケダ化成品様に見本1点と6.2万円の見積りを提出したら「段ボール箱の見本をもらったのは初めて」と言われた。
お客様にとっては新鮮な驚きだったろう。見本1つでこんなに喜んでくだされば営業冥利に尽きる。私もその時のお客様の顔を見たかった。
耕文社営業部の稲嶺裕喜さんの言う「お客様にプラスαの感動を与える営業こそ有能な営業パーソンである」。男も女も関係ない。
「お客様の顔色が変わるところを見てみたい」。こんな風に営業をやっていると仕事ではなくゲームである。どんなに残業しても疲れない。
1泊2日で宿泊先は福島県石川郡の母畑(ぼばた)温泉の八幡屋(やはたや)。過去には「プロが選ぶおもてなしの旅館」で金賞を取ったことがある。
4年前同法人会の旅行も八幡屋だった。4年前はバス10台を連ねた400人だったが今回はバス5台133人の参加者であった。王子のある新田は私1人だった。1人「よそ者」ながらも会話は弾んだ。初対面の人との会話は愉快だ。
土産物店での皆さんの爆買いには驚いた。名物と言われる饅頭セットを5箱、10箱と買っていた。西新井は景気がいいのである。
2日目に立ち寄った石岡市の「いばらきフラワーパーク」は良かった。バラの花はしぼんでいたが香りが会場中に漂い実にいい気分になった。「また来たい」と思った。
法人会の人たちは皆独立して商売をしている。出ガネ・入リガネを自分でやっている人たちだ。サラリーマンとは違う。
古くから運送業と言われてきた物流が産業の中で重要度を増している。神奈川県内の物流業者は2,000社を超す。
「これから大日本印刷は何をやるのか」と見ていたら「フィリピンで小規模店舗向けの低温配送網」の同社社員の論文がロジスティック雑誌に載っていた。オフセット印刷のマーケット縮小と同時に大日本さんはあらゆる産業の隙間で売上のネタを探しているようだ。
最近の傾向で低温倉庫・物流が新しい産業として注目を集めている。冷凍食品の普及がその原因である。
一方、物流費用の節減が大きなテーマとなっている。新幹線で貨物を運ぶ案も登場している。いずれも世の中の変化に合わせてシステムの変更があらゆる局面で発生する。アイデア勝負である。
日本橋の喫茶店「東洋」で表題の2つを注文し、その上冷たい水をガブガブ飲んだ。気温30°Cの中、このメニューが1番だ。
1,100円の代金を払いながらマネージャーに「足が疲れているのか、人生に疲れているのか分からなくなった」と言ったらMは真面目な顔で「両方じゃないですか」と言った。「バカヤロウ、なんちゅうことを言うんだ」と言って私は店を出た。