印刷業者は今、印刷手法の違う①オフセット印刷、②オンデマンド印刷の2つの印刷機を使っている。
従来主流のオフセットは注文が激減している。オンデマンドは少しずつだが売上を増やしている。耕のオンデマンド比率は、前年は3%だったのが今年は10%と急激に増えた。
耕にとってどちらの印刷機で印刷してもいいのだ。付帯する加工がどんなものであろうとオフかオンデで生産工程は区別する。
過去、印刷技術は高精細印刷、FM印刷などが出て「新しい技術」として迎い入れられたが流行の波は直ぐに静まってしまった。オフという範疇の中での新技術であった。
しかし、オフの受注減は確実に続くし、オンデの売上増は微数ながらも続く。そんな前提条件のもとに細かい施策を実行していけばいい。楽なものである。