倉庫配置、保管見直し、トラック待機削減に日本製紙が乗り出す―という日刊工業紙の記事があった。言うまでもなく物流改革は重要な改革である。できれば1年中連続して改革しなくてはならない重要事項だ。
日々改革すると新しい状況が見えてくる。そのうえでまた新しい改革を上乗せしていくと急激に効果が出てくる。
不合理な物流ほど無駄なものはない。ドライバーは決められたルールの下に日頃のルーチン運送をやっている。無駄と思っても改革できない。全社挙げて物流改革に臨めば利益はうなぎ登りに増える。
王子製紙に比べ利益出しはかなり遅れている日本製紙だが物流改革を機に利益を増やす日本製紙に変貌していくかもしれない。