大利根CCに行って6年間社長を務めた田邊義博顧問と雑談した。「以前は200万円台だった会員権が1,150万円だ。その理由は何か」。「一言で言えばコース整備をしたためだ」「私らはそんなにコースが良くなったとは思えない」。
「一方的に整備に力を入れてきた。フェアウェイの芝もはげているところはない。見ている人は見ている。それらを評価してくれ会員権相場は上がった」「成程、基本的なことをコツコツやってきたのですね。私も田邊さんのやり方から学ばなければいけない」と2人して破顔大笑。
田邊さんは東京ガスで執行役員を務めた後、大利根CCの社長に就いた。地味な人だが腹に一物持って大利根を改革してきた。だいたいこんなものである。腹に基本方針を持って臨む人は成果を出す。持っていない人間は何も残さない。我々会員は田邊さんから恩恵を受けた。
王耕は馬鹿みたいに3S(整理、清掃、整頓)をやっている。見る人は見ている。そうすると不思議なことに労せずして王耕は増収増益になる。