王子段ボール㈱で10月1,100万円の利益が出た。これにはさすがに感激した。経常利益が毎月300万円を超えたかどうかで一喜一憂していたのが一気に1,100万円利益に突き抜けてくれた。
「スピード応対の基本方針に間違いはない」と思っていたが数字の裏付けが取れなかった。確かに前期は前々期に比べ売上は25%UPした。しかし利益増は9.9%であった。「こんなものかもしれない」と思っていた。実際数字が出てくれないと確信は持てない。
段ボール業界の状況を眺めてもいいニュースは少ない。昨年からのシート価格13%UPに製箱メーカー各社は仕入シート価格上昇分を売値に転嫁できずに疲れ切っていた。それなのに王子は10月に入って1,100万円の月次利益である。