安武広光印刷課課長が現場で4㎝のピンを示しながら私に説明してくれた。5ミリほどすり減ったピンを機長が強引に押し込もうとするからピン先が曲がりゴムローラーが接触しなくなった。機長がピンを押し込んで応急措置を講じたのだがますますおかしくなった。
今回真っ直ぐなピン(1本300円)に交換した。慎重に締めて行けば最適な所でローラーを固定でき、インキが十分に行渡るようになる。
安武さんの説明は私にも分かった。これぞ技術である。私たちの印刷業は技術の上に成り立っている。それがお客様への良品提供になる。
感動の一幕であった。