月: 2023年12月

すべて上手く行った年末

 細かいことを言えば王子社員が現金入金900万円を自分のポケットに入れたことなどあるが、これも2024.1末には解決する。900万円を本人から回収と犯罪社員の懲戒免職である。

 全ての出来事は再発防止策が1週内に機能し始めたかに掛かっている。「これなら再発は絶対防げる」と確信を持った時の喜びは大きい。

 「起きてしまったことはしようが無い。問題は次だ」という考え方だ。将来に安心を持てるようになることほど貴重なものはない。2023の成果は各工程の「検査体制の再認識と確立」である。

 900万円の横領についても日々の現金入金検査を2重にやるシステムが出来た。いかに早く、ポイントを押さえた検査体制を作るかかかっている。

倒産予測値で貸し倒れ防ぐ

 帝国データバンク(TDB)のサービスの1つに倒産予測値の毎月の更新がある。

10=倒産

9、8、7=非常に危険

6以下=要注意

TDBから判定が出る度に営業はお客様に支払いの早期化をお願いしている。例えば

①9=取引中止か前金、

②8=前金か検収期間1ヵ月

③7、6=検収期間1ヵ月。

TDBの判定数字を毎月キャッチしていると安心だ。急な変化にも即応できるからだ。

 現在倒産予測値に登録しているお客様は 王=6社、耕=8社である。一朝ことあれば行動に移せる。今のサイトで回収していれば貸し倒れが発生しても被害は売上1か月分で済む。

 王耕はTDBサービスをフル活用することを心掛けている。利用度を高めることで債権回収が安全になっている。

検査こそ良品づくりの基礎

 最近ありがたいことに検査要員の採用が順調だ。製品検査さえしていれば不良品流出を防ぐことができる。検査力があればマーケットから信頼を失うことはない。

 検査を得意とする人を部署ごとに配置すれば私も枕を高くして眠れる。単純なことだが検査人員の配置はそれほど重要なことなのだ。

 最近の例では経理の検査を長谷信一さんにアルバイトとしてお願いした。給与、賞与、外注さん・仕入れ先支払い、社会保険の検査をしてもらう。長谷さんは快く引き受けてくれた。

 総務、管理、制作、印刷と合わせて4人の検査者がいる。いずれも検査を得意技とする人たちだ。

愛用の砥部焼湯呑を落とした

 四国の砥部焼湯呑は花瓶のように大きく頑丈にできているのが魅力だった。自席で眠くなって打つ伏せになった途端左肘で押して机から落として割ってしまった。惜しいが仕方ない。5F台所の客用湯呑を持ってきて代用している。

 最近使い易い湯呑が店頭に並ぶようになった。背は低いが丸っこい形で胴が細くなっている。胴が持ち易いのと、くびれが引っかかって下に落ちない。

 5年ほど前に静岡市内の茶店で見つけて1つ買って来て自宅で重宝している。このだるま型湯呑は最近は焼物安売り市でも売っている。会社用に用意しておこう。

股引(ももひき)冬至(12/22)から着用

 股引をはくと気持ちが落ち着く。下肢が温まると体全体がぬくもった気になる。冬の喜びの1つだ。

 私には冬支度の順番がある。

1、自転車通勤に必要な毛糸の手袋をはめる

2、通勤用の厚手のジャンバーを着る

3、股引をはく

4、掛け布団に毛布を掛ける

5、敷布団を2枚にする

 これで冬体制は完了する。

由美かおるの足芯(そくしん)呼吸法

  • 口から息を吐く。息は足の裏に行き渡るように吐く。踏みしめた足はしっかり大地に根を下ろす。
  • 鼻から息を吸う。

 NHK ラジオ深夜便で12/21明日への言葉で女優の由美かおる(63)が披露した健康法だ。直ぐ息切れする心不全で苦しんでいる私にとってありがたい呼吸法として拝聴した。

 自分の体に不備があったら「医者、薬物に頼ることなく自力で治したい」というのが私の念願だ。ちょうどいいアドバイスとして足芯呼吸法を実践して行く。

充実する王耕経営

 何故充実するかと言えば、押さえるポイントが明確だからだ。

 目標は王耕の増収(売上)増益(利益)だ。このためにはほかのことは考える必要は無い。節税の必要は無い。ただまっしぐらに増収増益に向かっていけばいい。

 来年1月で王耕は金融機関からの借入はゼロになる。無借金の後は当座預金が増えていくだけだ。利を生まない金を積み上げても資産は増えないがそれでもいい。かといって新たな投資目的があるわけでもない。

 2024王耕スローガンは「アイデアで楽して稼ごう」(管理課、阿部麻美提案)だ。このスローガンが1つ1つ現実のものになって行けば充分である。ゲーム感覚で会社が運営されればそれだけで私は満足だ。

神楽坂五十番が巣鴨に出店

 「肉まんの五十番」が巣鴨地蔵通り商店街に出店していた。新しく造作した綺麗な店で奥にテーブルが2つあり、店内で肉まんを食べられる。私はあいにく、もやしソバとレバニラ炒めを昼食で食べた後なので五十番は素通りした。

 中華料理で最近思うことはダシがダメな店が多い。本日のもやしソバとレバニラ炒めがそうだった。ダシの味が無いのだ。町中華のオヤジにしてみれば「ダシなどにはこだわっていたら店は続けられない」のかもしれない。

 洋食はデミグラスソース、和食はカツオ・昆布ダシが効いていて初めて旨い料理ができる。それでは中華は何か。昨年銀座・維新號のワンタンを食べて感激したことがある。いいダシでスープが出来ているのだ。「流石、維新號」と思った。

 果たして五十番はいかなる味か。

 他人に「趣味は何ですか」と聞かれると「商店街歩きです」と応える私。巣鴨の五十番の肉まんのダシ味に期待に胸は膨らむ。

機械を使い切る仕合わせ

 王子段ボールの基幹設備は段ボール製函機。耕文社はオフセット印刷機だ。基幹設備を動かすために前工程・後工程にいくつかの設備はあるが、これも数えるほど。

 最近は工場から「部品を取り換えた」という報告が来ることが多い。数千円の部品を交換するだけで設備は息を吹き返し、新品の機械同様に動き始めるのだ。ということは「設備は未来永劫に使える」と思ってよいのだ。

 昔、活版印刷機で180年使っているという機械があった。見るからに単純な構造の印刷機は「これなら180年は持つだろう」と思えた。これは現代でも通用する理論だ。多少の複雑さが加味されているだけで、あらゆる機械が部品交換で未来永劫に良品を生産できるのだ。

 この考え方に立つと気は楽だ。「大型設備投資をしないで商売を続けていける」という確信を持てる。100年前の機械でお客様満足度100%の製品を納められる。

横浜支局先輩を偲ぶ会

 1971年4月私は毎日新聞社に入社して横浜支局に赴任した。この時の先輩が97歳で亡くなり12/14横浜中華街の台湾料理店で開かれた偲ぶ会に参加した。8人の参加者は懐かしい面々ばかり。昔話に花が咲いた。

 32歳年上の先輩は子供がいなかったせいか支局の若手の面倒見がよく、私も馬車道のスエヒロで620円の牛鍋定食を何度も御馳走になったものだ。

 毎日新聞での勤務は6年半で、私は29歳で耕文社に転職した。新聞記者としての勤務は私にとって強烈な経験となっている。仕事は上手く行かないことばかりだった。半人前に見られ苦しい日々だった。

 良い思い出は少ないが毎日新聞社での生活は私の記憶では燦然と輝いている。

王耕は2ソフトで動いている

1,プリントサピエンス=印刷の見積りから請求まで一気通貫に管理できるソフト

2,オービック奉行シリーズ=総務・経理の4本のソフトで動いている。しかし月々の費用が高い。

 オービックの年間保守費が55万円だったものを保守業者をリコーに替えたら26.4万円になった。総務の岩本由美さんが見積りを取った結果下がった。1つのヒットであった。

 「既成ソフトを使い切る」というのが王耕の方針である。自社特有のソフト作りはしない。費用ばかり掛かるからだ。既成ソフトに合わせて社内体制を形作りすればいい。そのためには社員のアイデアが必要である。

牡蠣そば食べ過ぎて体調不良

 浜松町駅から増上寺山門に向かう途中の更科蕎麦は旨い。特にもりはいい。そば粉の風味があっていくらでも食べられる。①雨の日②月曜―は何故だか大盛無料だ。

 「外は雨だな」「とんでもない。すっかりいい天気ですよ」と仲居。「今日は月曜だな」「何言っているんですか。金曜ですよ」てな経緯で大盛無料とはなかなかならない。

 12/12(火)は調子に乗って「牡蠣そばの牡蠣を倍入れてくれ」「900円高くなりますよ」「金に糸目は付けない。倍入れろ」。12個牡蠣の入った蕎麦はさすがに重かった。12個目は牡蠣の味はしなかった。腹は変に一杯になりとぼとぼと地下鉄で帰宅した。

 更科に行くとどうも気分が高揚してしまう。75歳なのだから牡蠣そばも1人前で充分のはずだ。

倍賞千恵子の故郷・滝野川

 日経新聞私の履歴書の筆者が12/1から女優の倍賞千恵子になった。面白くてしようがない。父親の酒癖が悪いこと。都電の運転士をしていた父親の電車に乗り合わせた時の「誇らしかった」気持ちなど。「なんて素直ないい娘なのだろう」と感心しながら毎日読んでいる。

 王子段ボールから池袋行きの都バスに乗ると王子駅を過ぎて滝野川を通過する。そこには「滝野川製版」の立派な看板を掛けた会社がある。「40年前には町中にこんな会社がそこら中にあった」と滝野川を通るたびに印刷業盛んな時代を思い起こしている。

 しかもここは下町の太陽・倍賞千恵子が1家6人でお住まいになっていたところだ。下町、印刷工場、庶民的な娘。こんな由緒ある所を通過させてもらっている私はなんて仕合わせな高齢者なのであろうか。

快方に向かっている心不全

 何よりも困るのが寝ている時に呼吸困難になることだ。肺の中に半分しか空気が入らない感覚だ。立って活動しているときは呼吸困難はない。

 最近になって夜間の呼吸困難が徐々になくなってきた。ありがたいことだ。寝返りを打つといい―というので頻繁に寝返りを打つことと寝ながら深呼吸をしている。

 心不全を克服するのは自分の生活習慣を変更する他ないと思っている。その1つは「18:00 以降は食べ物を口に入れない」ことだ。治療方針を決めて自分で実行するのが1番いい。

動いていない設備をゼロにする

 製造業をやっていて高額設備が動いていないほどストレスになるものはない。工場内の設備はスカスカでもいい。現状ある設備はすべて動いていなければいけない。これが健全な工場風景だと私は思っている。

 それでは見込み違いで大金をはたいて買った設備が動かない時はどうするか。結論は一刻も早く動いていない設備は①廃棄する ②売却するのだ。「見切り千両」である。

 ともかく設備は「動かしてナンボ」である。止まっている設備を社員に見せ付けるものではない。止まっている設備を社員の視界に入れてはいけない。それが管理職の役割だ。

 現在、王子段ボール、耕文社には休眠設備は1台もない。売上は小さくとも細々と動いている。そのような古びた工場こそが、私のささやかな誇りだ。

2会合に参加

 Hニューオオタニで13;00から開かれたSNS勉強会と食事懇親会、神宮前の結婚式場で16;00から開かれた講演・懇親会の2つだ。さすがに1日に2会合有ると忙しい。移動はタクシーだ。2会合共に初対面の人と言いたいことを言い合った。75歳にしてこんな生活を送れるとは、私はつくづく恵まれている。

 特にニューオオタニはおばさんの参加者が3分の2を占め、おしゃべりなおばさんを相手にしていると話題は尽きない。「知恵遅れの子たちへのフォローが小、中、高で途切れる。私はこれを改善したい」。「公務員は決まり切ったことしかやらない。あいつらの習性に合った形でやらないとうまく行かないだろう」と私は無責任な発言。

 初対面の人は新鮮でいい。

心不全の原因は超薄寝具

 私は体の不調が発生すると「自分の生活習慣に原因がある」としきりに考える。高輪病院の山本医師が検査データを見て「心不全」と診断したのは23/4/4のこと。それから10日間入院した。

 半年後の11月に入ってまた寝苦しくなって再び山本さんに見てもらっている。12/1試しに毛布1枚余計にかけて眠ったら安眠できた。

 私は「これだ」と思った。癖としてどうしても薄着になる。日常の服装、寝具共にだ。12月でも下着は着ない。掛け布団は1枚だけだ。

 「これを変えれば心不全から逃れられる」と思った。早速12/2から布団は上下ともに1枚増やして寝る。これで心不全が消えてくれれば儲けものである。

50人の会社で色々なことができるものだ

 耕文社のことである。例えば

 ①FSCの運用は担当の寺岡隆造さんに営業が1点ごとに3種のFSC必要書類をホウチキスで留めて提出すればよい。寺岡さんは1点ごとに連番を入れて保管すればFSC書類は完璧に残る。。

 ②管理課の月の新記録項目を現在の4項➡7項にする。外注・資材会社さんの能力をフル活用するためにテーマを決めて月発注数量を増やす。量が増えれば新記録だ。

 お支払いさえきちんとやれば外注・資材会社さん全面的に協力してくれる。営業の売込み商品の枠は広がる。

 ③すべてアイデアだ。私の頭の中にはやるべきアイデアがあと3つある。これを1日単位で実現すればいい。

滋賀県が日本1長寿県

 

 たばこを吸わない、多量飲酒をしない、意識的に運動をするなど、健康な生活、習慣を身に付けている人が多く、平均寿命・健康寿命と生活習慣との関係の深さが分かりました―と言うのは県担当者。

 失業者や高齢単身者の少なさも近年の国勢調査で明らかになっておりそうした生活環境の良さも健康な生活習慣の維持につながっていると思います。

 滋賀県は他府県と比べ、地域の健康づくりを推進するボランティア団体・健康推進員の活動も盛んである。市や町が主体となって健康推進員を養成し、その健康推進員を通じて、バランスの取れた食事の啓発や調理実習、特定健診やがん健診の受診勧奨、ロコモティブシンドローム(寝たきりを引き起こす運動器の病気)予防の体操など、様々な活動を展開している。

 また、琵琶湖を中心とする自然豊かなロケーションや、夏も冬も比較的穏やかで安定した気候に恵まれていることから、ウォーキングやジョギングなど、自発的にスポーツをする人も多いという。