「肉まんの五十番」が巣鴨地蔵通り商店街に出店していた。新しく造作した綺麗な店で奥にテーブルが2つあり、店内で肉まんを食べられる。私はあいにく、もやしソバとレバニラ炒めを昼食で食べた後なので五十番は素通りした。
中華料理で最近思うことはダシがダメな店が多い。本日のもやしソバとレバニラ炒めがそうだった。ダシの味が無いのだ。町中華のオヤジにしてみれば「ダシなどにはこだわっていたら店は続けられない」のかもしれない。
洋食はデミグラスソース、和食はカツオ・昆布ダシが効いていて初めて旨い料理ができる。それでは中華は何か。昨年銀座・維新號のワンタンを食べて感激したことがある。いいダシでスープが出来ているのだ。「流石、維新號」と思った。
果たして五十番はいかなる味か。
他人に「趣味は何ですか」と聞かれると「商店街歩きです」と応える私。巣鴨の五十番の肉まんのダシ味に期待に胸は膨らむ。