2月の王売上は前年比6%減と惨憺たるものであった。これは角川様の仕事がレンゴーに流れた結果である。取ったり取られたりは商売の世界では普通の出来事である。
この中で製函課が売上目標772万円に対して798万円を売上げてくれた。「目標達成である」。これは意外だった。普通であれば「仕事が来なければ機械は動かない」と言うのが製函課課長の言い訳である。
山室課長の発言では「幡野さんとの打ち合わせを密にやった」。その結果外注丸投げ予定分を内製に引き戻すことができた。
ひたすら効率UPを目指していれば利益を外に逃すことはない。内製化も大した苦労もないまま気軽に実行できる。それが今の製函課だ。