高齢社長の仕合わせな日々 368 | 2024年2月21日

カレー店に衣替えすればいい

 帝国劇場のB2に「宮崎ステーキハウス霧峰」と言うステーキ店がある。ここで食べたカレーライスが忘れられない。しっかりデミグラスソースを作っているのとついているスープの味がいい。

 昼にカレーを頼もうとすると「売り切れです」と言われ続けている。

 若い店員は「この店の売れ筋は①カレー②ハンバーグ③ステーキ―だという。「日本人はステーキよりもハンバーグが好きだ。カレーは圧倒的に売れる」「だったら注文の多い順に作る量を決め直せばいい」と言ったら「うちはステーキ店なのでそうはいかない」と。「頭が固いんだよ。カレーを増やしたら客の滞在時間は減るし儲かるぞ。簡単なことだ」。

 何も店名を変える必要は無い。同じ名前でカレーの売上を10倍にすればいい。

 即断即決の風土がない。折角霧峰の調理技術があるのに利益に結びつけられないでいる。王耕では考えられないことだ。