社員採用にばかり気が行っていた王がアルバイトを増やして内製のキャパを拡大することに方向転換した。
13年前の買収以来1日の上限製函平米数は5万㎡を目標にしてきたが、2024年2月の内製平米は4万㎡を超えた日があった。このまま5万㎡生産を目指すと「製函課員は血を吐いて倒れることになりそう」との観測が飛び出し急遽アルバイトで生産力増強を図ることにした。
市村社長ご夫妻が王を経営していた頃はチョコレートのアッセンブルでおばさんアルバイトが15人ほどいて、奥さんが差配していた。当時の労働体制の再現である。
基幹設備は変えないで設備の周りの労働力を増強することで1日当たりの生産高を増やしていく。1日の上限製函平米数5万㎡目標は変えない。これからは如何に楽に5万㎡超えの日数を増やしていくかである。