ニデック(旧日本電産)子会社が型600個を10年外注保管させている問題は発注者側が「自分が改善する」という強い意思がないと進展しない。
耕文社が外注さんに保管をお願いしている型は6社で、1社当たり254―32個だ。うち1社は「近々廃業する」という。戻された型を見て担当課員は「要らない型が多いのには驚いた」という。要するに外注さんの型保管には全く無関心だった。
改善策は2年に1回、期日を決めて型を引揚げて不要な型は管理課員が廃棄、使う型だけ外注さんに戻すーことにした。少しでも外注さんのお役に立つことであれば実行する意味がある。