5/21からの来期目標は王は鈴木崇夫さん、耕は伊野信康さんが言った最初の数字だ。私はそのまま是認した。
これで売上目標が決まったのでこれを土台に工場目標が決まれば経営計画書は完成だ。以前は経営計画書として冊子を作っていたがずいぶん簡単になったものだ。
問題は今年のスローガン「アイデアで楽しく稼ごう」がいかに加味されるかだ。アイデアによってはとんでもなく生産性がUPしたり受注が飛躍的に伸びたりする。丁と出るか半と出るか分からないところがアイデアの醍醐味だ。
王耕の目標は増収(売上増)増益(利益増)だ。目標は1つなのだから社員はその実現に向けてアイデアを出せばいい。不発に終わってもいい。件数が多く出ることが重要なのだ。
例えば忠雄大さんのプリスロのシート跳ねとび防止棒2本を外すことでタトウ生産スピードを1.5倍にしたことは見事であった。製函機メーカーの梅谷さんに忠さんが確認したところ「棒がなくても跳ねとびがなければ問題ない」というお墨付きをもらった。
このようなアイデアの積み重ねで「楽して稼ぐ」ことができる。アイデアの出しっこはゲームである。王耕社員は血と涙を出して働く必要はない。気持ちに余裕をもってゲームをしていればいい。