6/27イタリア料理店大井町バルサルで18人が参加して開かれた。40,50代中心だが話は面白い。
60ぐらいの女社長に「亭主は何やっているんだ」と聞くと「離婚して私の下で働いている」。こういうケースは多い。
亭主が不甲斐ないと「首にした」不動産屋の美人社長が過去に居た。男もオチオチシテいられない。男も女もない。企業家精神の旺盛な方が舵を取っていればいいだけの話だ。
料理はおいしかった。珍しく夕飯で大量に食べた。
渡辺
6/27イタリア料理店大井町バルサルで18人が参加して開かれた。40,50代中心だが話は面白い。
60ぐらいの女社長に「亭主は何やっているんだ」と聞くと「離婚して私の下で働いている」。こういうケースは多い。
亭主が不甲斐ないと「首にした」不動産屋の美人社長が過去に居た。男もオチオチシテいられない。男も女もない。企業家精神の旺盛な方が舵を取っていればいいだけの話だ。
料理はおいしかった。珍しく夕飯で大量に食べた。
「申し訳ありません。竹内さん(61)昨日床屋に行ってしまいました」「いちいち言わなくていいですよ」「やっぱり、竹内さんに報告しないといけないと思って」。髪が長めの竹内さんには「髪を短くしろ。短くしろ」と折に触れ申し上げている。
当方は「どうしても短くしないといけない」とは思っていない。会話のきっかけづくりのための私の声掛けである。大声で言うから誰にも聞こえる。竹内さんはウンザリシテいる。
「君の字はいいね。決して上手いとは言えないが筆圧が強いから読み易い。立派な字だから直す必要はないヨ。こんな字の葉書が来たら喜ぶだろう」「ホントですか。自信が付きました」とデザイナー。
こんな会話を日に5,6人とやっている。
私は思ったことをそのまま相手に伝えているだけだから疲れない。ポイントは
①思ったことをそのまま言う。
②大声でやる。誰はばかることなく大声を出していれば私の健康に悪いわけがない。大声だから公平だ。
③会話は短時間で終わらす。
この①②③を毎日やっていると1日が面白い。
12年前、㈱耕文社が王子段ボール㈱を買収した時はチョコレート菓子メーカーの芥川製菓様は売上の80%を占めていた。段ボール箱のほかチョコレートの箱詰めも請負っていた。支払いは4ヶ月手形。手形残は5千万円近くあった。当時「芥川様が倒産したら王子も倒れる」と恐怖の中にあった。
その後箱詰めの仕事は返上して芥川様への依存度はかなり減った。それでも担当営業の芝崎孝一さんは「手形の短縮」をお願いし続け今回の手形廃止になった。新しい支払は「末締めー50日後の振込」である。
芥川様の決断とはいえ「おめでたいこと」と思えてならない。取引額はかなり減ったが王は安心して仕事を請けられる。元々芥川様はTDB(帝国データバンク)評点57の優良企業だが今後は短期決済でさらに優良になられるだろう。
ちなみに王の現在の受け手形残は14万円である。12年前は7千万円あった。
これには驚いた。2024.1月に金融機関からの借入ゼロになった王耕は鉦や太鼓をたたいて喜んだ。「現預金がいくら貯まったとはいえ株や債券で運用すべきではない」という西沢良一顧問会計士の指導により当座預金にチマチマ貯めている。現在の王耕合わせた現預金残は3億円である。一方アスクルは桁違いの580億円である。
現金を貯めるのは代表の性格による。貯める人間は貯め、貯められない人間はいつもスッカラカンだ。貯っていく過程は周りには分からない。アスクルは「いつの間にか現金残が580億円になった」という感じだろう。
アスクルは現金の使い道を①倉庫建設 ②営業所開設など挙げているが580億円に比べれば掛かる費用はたかが知れている。現社長のもとでは「出金(でがね)は最小限に抑制され」結局は更に現預金は増え続けるであろう。
そこが面白いところだ。社員は血を吐くような努力をしている訳ではない。すべてが「いつもの通りにやっていると現金は増え続けてしまう」結果になる。
昔から思っていたことは「世の中には①土地を買う人と②売る人の2種類しかいない。自分はどっちに入るか」。こう設問してきた。
しかし問題はそれ以前にあった。印刷業から利益が出ないのだ。どうやったら利益が出るようになるのか分からなかった。利益が出ないから借金返済の自信もない。幹線道路沿いに土地を買う決断もできなかった。
スローガン制定から半年もたって全社共有の「アイデアで楽しく稼ごう賞」を初めて読んだ。面白い。
社員から出たアイデアを第1ステップとして上司が第2ステップの完結まで持っていけば大変な効率UPになる。上司が効率UPのルールを作ることがポイントだ。
例えば鈴木崇さんの「営納でかなりの予備枚数が付いていた」とあるのは
アイデアの顛末まで持っていくために全社共有の「アイデアで楽しく稼ごう賞」に顛末欄を1つ増やした。顛末は署名を付ければ誰が書いてもいい。
6/20西新宿のホテルで開かれた成城ロータリークラブ卓話の会に参加した。講師は杉山晋輔元駐米大使。
米大統領選は有権者の投票結果は、州ごとに集計され、勝利した候補がその州の「選挙人」を獲得する。「選挙人」は候補者に投票すると誓った人のことで、投票や指名によって民主・共和両党から選ばれた538人だ。おおむね人口に応じて50州に人数が割り振られている。
大統領に選ばれるには、この「選挙人」の過半数の270人を獲得する必要がある。
杉山さんの説明は手順が良く私でも理解できた。以前まるで底の浅い話を繰り返す元大使に閉口したことがあった。「外務官僚は話下手」と思っていたが人によりけりだ。
早朝スーパーでお握りを2つ買い、社で海苔1帖を半分に切ってお握りに巻いて食べている。これが毎日の朝食だ。
海苔とはこんなにも食欲をそそるものなのかと今更ながら感心している。
都営浅草線中延駅を出たところにだんご屋がある。暗い小さな店だが数十年前から大福を買っていた。「そうそうここにだんご屋がある。ここで買って家に帰れる」と今更ながら思い出した。浅草線で中延から高輪台駅まで行って、自宅まで歩いて12分だ。
中延駅前のだんご屋で「この店は古いんでしょ」と言うと「60年だ」という。「こういう店があるとありがたいです。私は酒がダメなので」。女将は「また来てくださいね」。こんな風に言われると元気が湧いてきた。
翌日買ったお握りを社で食べた。たらこや梅が大量に入っていてこれが結構しょっぱい。ご飯はスーパーの倍だ。味で提案があれば女将に言えばいい。個人経営の店は買物をして楽しい。
新版とは単純増刷以外の仕事を言う。
10年前に開拓され会社案内しか発注されなかったお客様Aからパッケージの受注があったらこれは新版という。A様からはパッケージの仕事がかなり増えるかもしれない。期待するのはいいことだ。
お客様が主たる営業品目を代えて行けば王耕も作るものを代えればよい。①見本作成数 ②新版数は受注傾向を如実に表している。受注が少なくても①②が目標以上なら未来は明るい。私が精神安定しているのは毎日①②の数字を見ているからだ。
新版によって王耕は製造品目をいくらでも変更できる。外注さんにお願いできるからだ。最近の例では黒色の段ボール箱が好評だ。黒箱が極端に増えたら黒ライナーを仕入れて内製すればいい。
西新井法人会の1泊旅行で長野県白樺湖畔の池の平ホテルに泊まった。総勢180人の団体が東館に泊まった。東館から風呂、食堂のある本館までエレベーターで上下し、片道8分掛かった。
旅館業は来館者に合わせて少しずつ部屋数を増やすのが健全経営と言われてきた。池の平は不便さを承知の上で健全増築をしてきたようだ。来館の若夫婦・子供たちは元気一杯で遠距離移動は苦にならないようだが年寄りたちは閉口した。特に足の弱っている私は部屋から出ないよう心掛けた。出ないのはいいが何となく面白くない。
朝食バイキングは伊東園グループと同じだ。宿泊客を一堂に集めて「好きなだけ食べさせる」方式だ。「池の平はもう来ることはないだろう。電車で行ける熱海の伊東園グループの安ホテルの方がいい」と思った。伊東園グループは閉館するホテルを買い取って部屋数を増やしてきた。こちらの方が効率いい。中古建物ばかり買ってきた耕のやり方だ。
帰りは事故渋滞で1.5時間遅れた。王子段ボール着7:40。
6月は忙しい。
1、6/21からの給与改定通知の手交
2、6/28(金)に夏季賞与支給(王耕の賞与支給は公務員支給日の1週前という取り決めがある)
3、夏季社内報発行7/16(火)
私の担当は上記3点だがその他のエクセル表づくりが5点ほどある。
社員が見て分かりやすい表を作れば社員が ㋑現状分析をやり ㋺次の方針決定を社員が楽にできる。一旦出来上がれば毎月使える。社員は毎月の表から自分の居場所を確認でき、次に何をやるべきかが分かる仕組みだ。
上司が口で言わなくても社員が自分で問題抽出ができる。エクセル表はそれほどに効果を上げる要素がある。目標管理はエクセルでやっている。
山村制作課課長=不要配線の撤去。リコーさん指定業者さんが来て6/7、8で大量に捨てた。
澤本印刷課課長=新館1Fの古紙17パレット捨てた。
成瀬管理課主任=箱に保管されている刷りだし見本を100%捨てた。
いずれも課長・主任決断があったればこその結果である。私には詳細は分からない。しかし在庫が大幅に減少すれば悪いことはない。効率はUPする。利益増につながる。傍から見ていて気持ちがいい。
2024スローガンの「アイデアで楽しく稼ごう」で予想もしなかった利益が出る。設備投資して益出しをするのは下(げ)策である。課長決断・社員のアイデアで益出しをすることこそ上(じょう)策である。
耕お客様の加賀料理の大志満様で6/10昼食をとった。8,000円の最上級コースは量が多くほうほうのていで完食した。刺身の切り身は大きく料理は12種という豪華さであった。
加賀料理の最大特徴は治部煮である。鴨肉を煮た料理で石川県金沢市の代表的な郷土料理(加賀料理)である。客は治部煮を食べてやっと「加賀料理を食べた」気になる。
大志満様は元々品川駅前のホテルにあった。品川で和食と言えば大志満だった。駅前再開発で今の汐留のロイヤルパークホテルに移転した。25階の窓からは浜離宮公園が見渡せる気持ちのいいセンチメンタル昼食であった。
大利根CCの支配人の下の名前が分からなかった。帝国データバンクの南出さんに調べ方を聞いたら「大利根CC 大森」で検索すると「啓幹(ひろき)」と出てきた。簡単なものである。大森啓幹支配人は今、私と会員との間で問題となっている事件をうやむやにしようとしている人物だ。
事件とは今年(2024)1.2に開かれた新年杯の帰りのクラブバスの中で会員の稲田栄池(茨城県守谷市松が丘5ー7ー1)が後ろからアイアンの柄で思いっきり私の首筋を殴ったことだ。
心不全の回復過程にあって体力に自信のなかった私は所轄の境警察署に被害届を出し大利根CCには稲田を除名にすることを要求した。
意外なことに大森支配人は事件を調べることはせず、一貫して「そのような事件はなかった」との立場をとり続けている。
私の目標は①稲田を除名する②大森を退職させるーの2点だ。
今後も村木茂大利根CC理事長を巻き込んで①②の実現に向けてやって行くつもりだ。5年ぐらいかかるだろう。
心不全の担当医に「歩行が上手く行かない。心不全と関係あるのか」と聞いたら「関係ない。心療内科に行ったらどうか」という。愕然とした。「心の病だ」と言っているのだ。頭に来た。
これからは歩行訓練で「よちよち歩きを改善する」と誓った。確かに「心不全」と診断され心のどこかに甘える気持ちがあった。甘えさえなくせばまともに歩ける。朝のタクシー出勤はやめた。電車出勤にする。
現物と同じ色のカラー印刷物を作るにはどうしたらいいか。いつも問題にされるのはオフセット印刷機の精度であるが、これは核心を突いた解決策ではない。
私は印刷の前工程の製版技術がポイントであると思う。どんなに多くの半導体チップを内蔵して高度化された印刷機でも印刷段階では微妙な色出しは無理だ。高度なカラー印刷物を作るには、まず精巧な版をつくることだ。
そこで鍵になるのがマック画面上でやる色調補正だ。耕には都築明彦さんという色調補正の専門家がいる。都築さんが色調補正した印刷物にお客様は皆納得してくださる。
印刷機機長は自信をもって機械を回せる。高価格なインキ・UV印刷機は不要だ。20年前のオフセット機、最も安価なインキで立派な製品がマーケットに出せる。私は毎日胸の奥で都築さんに感謝している。
王耕の統一用語に「色調補正」を入れた。
6/4 文字製造販売の㈱モリサワが主催するモリサワ会(会員数185社)の総会・懇親会に参加した。60人が参加した会には都内のほか秋田、香川、福岡の各県から来た人もいた。
紙の消費量がどんどん減るなかで来た人は総じて元気だ。理由を聞いても明解な回答はない。古くからの印刷会社が多く、この会に来るとインキの匂いがしてくる。
私(76歳)より年上は3人いた。その人たちとの会話は往年の印刷産業が盛んだった「昔は良かった。昔は良かった」の繰り返しだ。そう言っているだけで全身の疲れが溶けていく気がする。私の好きな会である。
TOPPANNホールディングが現在40%弱の海外売上比率を50%に引上げるという。エチオピアにパスポートを製造・発行する工場を開設するなどアフリカ諸国への進出が順調だという。
私は何処で何を売るかが勝負とみている。出来上がった製品を先進諸国に販売する方が楽だ。何を売るかは得意分野の製品がいい。こちらは従来の主業とあまりかけ離れていなければ選択は自由だ。
私は海外となると急に肝っ玉が縮んでしまう。どうやっていいのか分からないからだ。①売れるものは何か ②売る体制をどうやって作るか ③継続して商売ができるか。
自分の情熱以外に頼るものはない。76歳の今、体力に自信が無くなってきた。歩行はヨチヨチ歩き。階段は必ず手すりに掴る。転んだらお終いだ。今マーケットで選べるのは、首都圏の掘り起こしだけだ。「ジャー、どうする」。限定された範囲内で「ジャー、どうする」を繰り返している。何よりも安全が第1だ。
2024の「アイデアで楽しく稼ごう」は実によくできたスローガンだ。商圏は首都圏、主業は印刷の延長、設備は自主保全、打つ手は社員満足の向上。これだけ並べれば結構やることは多い。提案はどこから来るかと言えば、それは社員のアイデアからである。