高齢社長の仕合わせな日々 457 | 2024年7月16日

相変わらず面白い全学同窓会

 7/13(土) 東京駅近くで開かれた大学同窓会に参加した。全10学部400人。老いも若きも出てくる会は最後の1.5時間の懇親会が面白い。

 「私はゴミと言われている経済だ。76歳だ。あんた学部はどこだ。俺よりだいぶ若そうだな」。この大学の花形は「医学部と工学部だ。ほかの学部は付け足しだ」。こんな風に話を切り出すと知人がいないほとんどの孤独な参加者は全員が乗ってくる。

 いつもの通り自分の不利な話を並べたてる。「印刷業だ。落ち目の三度笠だ。やはり世の中の大きな流れには逆らえませんな。印刷はもう駄目だよ」。これだけ言えば相手は目を輝かせて話に応えてくる。

 8歳上の薬学部出身のお婆さん(84)がいた。「女でよく(大学に)入ったねえ」「私勉強が好きだったの」「それは凄い。でも当時、女子学生はいなかったでしょう」「そんなの関係ないわよ。私はやりたい勉強をしてきた」と勢いはいい。

 元気だから同窓会に出てくる。自分勝手に好きにしゃべっている姿はいいものだ。