これからは人1人当たり必要とするエネルギーを減らす方向で技術革新を進めるべきである。
自動車は道路を走って移動すればよい。なにも車体ごとと空中を飛ぶ必要はない。それにはトンデモナイエネルギーを必要とする。車1台は凡そ1トンとみて1トンを空中に持ち上げて人間1人を移動する必要などは全くない。
企画マンが空飛ぶ車のアイデアを国の役所に持って行ったところ担当者は大いに賛同したという。その辺から間違っている。
国全体が省エネを大方針として政策決定をすべきだ。無駄なエネルギーを使っている項目は片っ端から否定してかかるべきである。例えば温暖化の材料となるものは1つずつ減らしていけばいい。10のエネルギーで10人が快適に過ごしていたなら10で100人が快適に過ごせるようにすべきである。
人の知恵はいくらでも応用が利く。空飛ぶ車は愚である。