高齢社長の仕合わせな日々 483 | 2024年8月30日

耕営業品目首位がPOPに

 何十年と営業品目の首位 はカタログだった。6,7,8月の売上を集計したらPOPが7200万円、カタログが7000万円で首位交代した。これは途轍もなく良いことである。

 マーケットはカタログ・出版印刷が減り続けている。これを乗越えるには営業品目を替えないといけない。減るものを一生懸命に追いかけても無駄な努力である。

 お客様に「斬新なPOPが欲しい」と言われたらデザイナーは目立つPOPを提案する。工場は驚くような短納期で作り上げて納品すればいい。そうすればお客様は「また耕文社を使おう」と考えてくれる。商売の面白味はそんなところにある。

 POPはオフセット印刷機ではなくオンデマンド印刷機で印刷することが多い。少部数で微妙な色使いができるからだ。8月中旬に耕は菊全4色機を売却した。停止している設備を無くすためだ。

 現在、新聞社の輪転機が販売部数減のためフルに動いていない。私だったら輪転機の台数を減らす。会計上どんなに損失が出ようとも、まず設備を減らすことが社員が健康的に働けるようになる第1条件だ。

 POP首位になった耕はためらうことなくPOPの更なる売上増を図ればよい。