高齢社長の仕合わせな日々 470 | 2024年8月6日

ラジオ体操は猿股1丁がいい

 6:30からラジオ体操をやっている。どうも服が邪魔だ。そこで猿股1丁でやるようにした。これで実に快適に体が動く。出勤社員のいない営業部の真ん中でやる。

 私はラジオ体操第1と首の運動までをやる。第2はやらない。面倒だからだ。首の運動は重要だ。頭への血行は命綱だ。

 私は56歳の時50肩で苦しんだ。どうやっても左腕の付け根が痛い。自転車通勤時に腕を振り回したり、寝ながら筋を伸ばす運動をしてもダメだった。そこで始めたのが我が家の広いバルコニーでのラジオ体操だった。

 1ヵ月やっているうちに痛みは取れ、副産物として頭の中が俄かに整理整頓された。これには驚いた。物事の判断が速いのだ。○○の問題が起きたが原因は△△だ。□□をやれば解決する。と分かってしまうのだ。

 世の中を眺めていて急に目の前の風景のピントが合ったのだ。明確に「世の中はこういうものだ」と分かってしまったのだ。これが2004.10.17 私が56歳の時だった。私はこの日を「開眼の日」とした。

 それからが楽だった。問題が起きても原因を特定できて解決策を決めるのが恐ろしく早くなった。ウダウダ迷うことが無くなったのだ。以後会社の業績も急激ではなかったが1歩1歩改善に向かった。

 ラジオ体操は私に開眼の契機を与えてくれた。「今後困ったことがあればラジオ体操が問題解決の助けを与えてくれる」と思っている。猿股1丁でラジオ体操を快適にできれば私は退歩することはない。