高齢社長の仕合わせな日々 504 | 2024年10月3日

夕刊フジ休刊の衝撃

 産経新聞社の「2025.1.末で休刊」の思い切った決断に驚いた。夕刊フジは今まで買ったことはないが出版不況がここまで来たのだ。

 四の五の迷っているよりスパッと休刊を決めたのは見事だ。赤字刊行物であれば①まず休刊 ②次のことは早急に決めるーの手順でやるべきだ。垂れ流し赤字ほど罪作りなものはない。決断力のあるキーマンが居ないことを露呈しているからだ。

 一旦空にして次の取り組みを考えるのは賛成だ。コスト削減は早いほどいい。削減の決定は社員に伝わる。社員は自らの削減に目が行く。ここからが面白い。削減という電車に乗ってしまえば社員・役員ともに心を1つにできる。

 私はコスト削減は得意だが売上増は苦手だ。王子は放って置いても遅々として売上は伸びていくだろう。段ボールのマーケットが伸びているからだ。

 問題は耕の売上増だ。新しいマーケットを見つけないといけない。