今期の経常利益目標は1億円以上―というと途端に目標数字が弱まってしまう。目標が弱まるようなことは避けるべきだ。1人1人の社員にとって目標は分かり易いものでなければならない。
この場合「経常利益目標は1億円」と言い切ればいい。「以上」を付けてわざわざ社員の一致点をぼやかすのは得策ではない。1億円、1億円、1億円ーと唱えていれば1億円はいつか実現する。
目標は日蓮宗のお題目「南無妙法蓮経」、浄土真宗の念仏「南無阿弥陀仏」と同じだ。唱え続けていれば何時かは私たちの掌中(手のひらの中)に入ってくる。
ここで王耕のD(デッドライン=期日)を設けない売上目標を申し上げれば
王子段ボール=300億円(2024.5.20実績5.9億円)
耕文社=30億円(同 9.7億円)