丸の内の東京会館でおよそ全国から300社が参加して開かれ、ハイデルらしい相変わらず豪華な雰囲気の会であった。ハイデルはドイツの印刷機メーカーで耕は昔からのハイデルオフセット印刷機を愛用している。
立食の懇親会ではなるべく東京以外の業者さんと話すようにした。(印刷注文が減って)皆「大変だ、大変だ」とおっしゃるが東京の全国大会に出てくるのだから基本的に元気な会社さんばかりだ。
私は「オフセット印刷は将来無くなりますよ」と吹聴して回った。本当にそう思っているから吹聴したのだ。印刷業の将来構造が見えていれば怖いものはない。オフセット印刷の注文がゼロになったら他の販売商品を作ればいいのだ。
耕はゼロになることを予測して、オンデマンド印刷機での生産100%に持って行くつもりだ。
「どうなるのか分からない」「どうしたらいいのか分からない」と言うのが1番の恐怖である。見通しさえついていればラクチンである。