高齢社長の仕合わせな日々 523 | 2024年11月5日

3点支持で街中をフラフラ

 3点支持=4つの手足のうち3つで体を支えること。

 登山家であり年商1,500億円のモンべル創業者の辰野勇さん(77)は21歳の時、高低差1,800㍍のアイガー北壁を登った。「3点支持を徹底していれば危ないことはない」とおっしゃる。

 私は3点支持を徹底して街中を歩いている。階段は必ず片方の手は手すりに掴(つかま)る。電車では両足を踏ん張っても吊革では不安だ。ステンレスの棒にしっかり掴って3点支持している。

 年寄りは転ぶと大変だ。歩くスタイルは気にしていられない。安全第1だ。

 私は4年前72歳の時ゴルフ場のアスファルト下り坂で滑って転んで左足首の靱帯を切った。それ以来いわゆるよちよち歩きになってしまった。転んだ後、思わぬ所から出てくる不具合が恐ろしい。