私は車を見かけると前後のマークに注目する。「トヨタ車だ」と思ってよく見るとマツダのマークであることが多い。「クッションが悪い」とかマツダの弱点を指摘する声は多いが、「これもマツダの戦略」と思えば納得がいく。
「外車の物まねのデザインだ」「トヨタ車と判別がつかない」などの批判はあろうが、まず販売台数を増やすことに力を集中することは自動車会社として道を切り拓くうえで1つのステップになる。
あとは微調整をやって行けばいい。①クッションの改善 ②ボディの弱い部分の強化 ③内装の耐久性の改善。やるべきことが具体的に明示されることによって解決への道筋は明らかになる。
物まね多車種の製造によって今期マツダは減益になる。原因は材料費の膨張だ。しかしこれも必要悪である。減益にびくびくする必要はない。1つのチャレンジに対する検証結果として次の会社テーマを設定していけばよい。
1番良くないのは何もやらないことだ。日産自動車を引き合いに出して申し訳ないが、日産が何をやろうとしているか一般消費者に「これでもか。これでもか」とPRする必要がある。たまに日産の新車が出ても全体のコンセプト(概念)の訴えにはならない。
マツダの物まね戦略は注目に値する。