高齢社長の仕合わせな日々 612 | 2025年4月8日

固定電話1千万件割れ

 1990年代後半には6千万件あった固定電話が今年2025年度末には1千万件を切るという。時代の流れではあるが私自身スマホの恩恵をかなり受けている。

 王耕の特徴は「スピード応対」である。

スピード応対の中味は

  1. 返電は1分内
  2. 見積りは当日中
  3. 見本提出は翌日中

中でも重要なのが1の「返電は1分内」である。お客様との直の会話が1分内に実現すれば話は早い。

 「段ボール箱100枚を明日中に本社に持って来てくれ」「承知しました。図面は2時間内にメールします。料金は2.8万円です。ありがとうございました」。こんな調子で商談は2分で終わる。

 王耕ではすべての連絡はスマホでやる。名刺にはスマホ番号と顔写真がデカデカと載っている。電話交換手は居ない。社員に電話取次の仕事はない。直接本人同士で取引を完了する。だから会社は儲かるのだ。

 私の携帯電話の歴史はいずれも会社で実施だ

61歳 初めて携帯を持つ。

71歳 ガラケーをスマホに

77歳 第2世代のiphon seに交換

 「通信手段の変遷にうまく乗ってきた」と我ながら思っている。

 「最盛期の1962年18万人いた暴力団員が1万人を切った」というニュースと同様に、固定電話1千万件割れなどは私にとってどうでもいいニュースだ。