背広は持っているがほとんど着ない。冬はジャンパー、夏はモノがいっぱい入るポケットの付いたユルユルのチョッキ状の袖なしのジャンパーを着ている。下には白のYシャツ。夏は半そで、冬は長そでだ。
なんとも威厳のない出で立ちだが、本人は「肩が凝らない楽なのが1番」とうそぶいている。背中に重いものを背負っているような身だしなみは御免だ。銀行の懇親会でジャンパー姿を白い目で見られたことも何度かある。
昨年(2014)日暮里の生地問屋街で型紙(1万円)をとって半袖ジャンパーを2着(6万円)作った。型紙に取ったのは大井町のイトーヨーカド―で1着5千円で買ったものだ。
できたジャンパーはペラペラで1着の縫製代が3万円とはかなり割高な印象を持ったが、楽な通勤のためなら惜しくはない。毎日元気に着用している。