高齢社長の仕合わせな日々 648 | 2025年6月11日

休暇理由を聞いてはいけない

 部下から休暇届けが出てきたら上司は黙って受け取る。休暇の理由を聞いてはいけない。

 または理由を言ってから休暇申請する部下には「黙って休暇届を出せ」と言う。

 上司が「理由は何だ」と聞けば「体調不良です」と言うにきまっている。あえて部下にウソをつかせる必要はない。部下の私的都合を聞いてはいけない。淡々とやり取りしていけばいい。

 他社の例で、20人のアルバイトを使っている職場があった。職場長の所に「夫が癌に罹った」「息子が失業した」などと家庭内の困ったことを相談しに来るアルバイトがいて、職場長は誠意をもって話を聞いてきた。

 そのうち職場長は頭が混乱してきて「彼女はこんな問題を抱えているんだ」と私に言う。

 この時「部下の家庭内のことは一切耳を貸すな」と忠告した。「部下に付け込まれているんだぞ」。仕事と家庭は別である。「会社ではあくまで仕事の話だけにしろ」と私は言った。