2025年5/20決算の見通し数字が出た。王子段ボール㈱が2500万円、㈱耕文社が8000万円の経常利益。売上は両社とも前年並みであった。
売上増は期待していなかったが、利益が思ったほど出なかった。社員のアイデアを毎月積上げて行けば王が5000万円、耕が1.2億円の利益が出ると見込んでいた。ところが蓋(ふた)を開ければ見込みの半分であった。
その原因は「利益への集中」が足りなかったことにある。
両社では原価計算は表立ってはやっていない。月の損益表から課ごとの反省点を挙げて改善していくやり方だ。
例えば営業の利益は個人の付加率で見て行く。2%しかない営業には「目標は10%だが、とりあえず5%にしろ」と言う。
利益の出ない工場の課・係には1人当たりの1日売上目標を1.2倍にするが「○〇までに△△の売上にしろ」とは言わない。「課・係の月の損益を改善しろ」と言う表現だ。これだと社員1人1人に対するプレッシャーが曖昧になる。社員の気持ちは楽になる。
そこが付け目でやっているが、長の改善点指示の言葉が不明確だと効果が出ない。今期の問題はそこにあった。
決算の反省点から「月次損益が出たら翌日には長が課・係の改善点を発表する」をやる。