高齢社長の仕合わせな日々 673 | 2025年7月16日

減る手形、増える振込

 とてもいい傾向だ。元々売買は現金決済で済ますものだ。耕文社では31年前の1994年3月から支払いは銀行振り込みだ。

 当方は「払うものはなるべく早く」を基本方針にしている。現在は

①20日締めで当月末銀行振り込み  (王子段ボール)

②  〃  翌月1日  〃  (耕文社)

でお支払いをしている。

 両社とも10日の検収期間で現金化するから外注さん・仕入れ会社さんから好感をもって見られている。

 問題は回収だが、回収手形・電債は耕王合わせて6枚ほどだ。ずいぶん減ったものだ。その他の入金はすべて振込だ。10年前は回収手形30枚を落ち日順に並べて右往左往したものだ。

 これも「2026年度末までに手形・小切手の交換廃止」が手形交換所で決まって、いよいよ現金決済が普通のことになる。気持ちの良いことだ。現金化というスピード応対、スピード決着ほど商売の効率を上げるものはない。