段ボールシート値上げを営業に無理のない状態で完了させたい。例えば単価10%UP値上げをする時、
①見積りを10%UP ②お客様了解を得る③精算見積りを承認してもらうーといった手続きがいる。
しかし当社の場合は
①PSに10%上がった段ボール単価を入れる。
②合計見積りが出る。それが営業付加率-15%以下なら合格。―15%以上なら不合格。
③お客様了解は取らなくていい。一方的に価格を通告する。
④お客様に新単価を認めてもらう。
という手順だ。これだけ強気なのは「スピード応対というお客様サービスをしている」という自信から来る。
⑤そして現在―25%という極端に悪い営業別付加率を毎朝開示することで早急に改善させる。
この手順で行けばこれから発生する第2、第3のシート値上げにもスムースに対応できる。
PS=プリントサピエンスという印刷業に特化したパッケージソフト。これに単価を入れれば見積り―作業指示書―請求書の一連の動作が自動的に出力できる。