月: 2025年10月

要領のいい医院

 眩暈(めまい)の治療のためアチコチの医院に行っている。そこでアイデア医院は「医院名の頭に地名を付けている」という法則があることに気づいた。

 例えば「渡辺医院」では印象が薄い。「西品川渡辺皮膚科医院」とすれば住民の記憶に残り易い。ちょっとしたことだが重要なポイントだ。すべて個人医院を経営する医者のアイデアだ。

 Yシャツ・背広・ネクタイで診察している。「なんで白衣を着ないのか」と聞くと「冷房がきついので上着でやっている」と訳の分からない回答。患者の椅子を肘掛けの着いた立派なものにして自分は丸椅子で診察している。

 ここまでくると医者の下心は分かってくる。こういう医院は患者が多いという共通点がある。いずれにせよ繁盛医院になればいいのだ。アイデアにはそうお金が掛からない。

 アイデアで大いに儲けてもらいたい。

どこでも必要な「資金」

  1. ベンチャー

 「会社を立ち上げた」などは若手社長のカッコいい科白(せりふ)だが、内実は火の車だ。①事務所の家賃②社員の給料③社会保険④材料仕入れ代⑤外注費など波のように支払いが押し寄せてくる。それをどう乗り切るかがカギなのだ。

 40代社長が私に言った「最近1番嬉しかったことは1,000万円銀行から借入れできたことだ」。

2、スポーツビジネス

 外見は派手だが1つのチームを持つとはトンデモナイ固定支出を伴う。こんなことには近づかないに限る。

 収入を増やすには観客を増やすことだ。それには競技場を大きくするーなどやるべきテーマは果てしがない。

3、暴力団

 最盛期(1963)には全国に18万人いた。それが今では1万人を切った。団員が食べて行くだけの収入が無いからだ。彼らにも生活がある。

 団員は給料をもらえる仕事に転職して行った。誠に良いことである。

どうしようもない製紙→書店

 マーケットの大きな流れには抗しようがない。印刷業は縮小の一途だ。特に中小印刷業者は「紙に印刷する」ことしか頭にない。ハテ、どうするか。

 「ここが知恵の出しどころだ」などと悠長なことは言っていられない。「我々アナログ業界は駄目なのだ」と腹をくくっていった方がいいようだ。

 まず止めることだ。①書店は廃業すべきだ。②下請け印刷・製本業もしかり。③用紙販売業。早めの会社整理で商売替えすべきだ。製紙大手は不採算事業売却を進めている。

 私たちのやるべき基本動作は営業品目の変更だ。

 例えば耕文社はカタログ、パンフレット、出版印刷の受注は期待していない。POP、シール、パッケージの受注を増やすことに焦点を絞っている。

 そのため全社員50人が毎朝日銭朝会を開いている。時間にして20分ほどだが、担当が前日の売上の発表をしている。全社員が拘束される20分だが営業品目の変更のため社員の頭を切り替えていくには有効な時間だ。

どこでも必要な「資金」

1、ベンチャー

     「会社を立ち上げた」などは若手社長のカッコいい科白(せりふ)だが、内実は火の車だ。①事務所の家賃②社員の給料③社会保険④材料仕入れ代⑤外注費など波のように支払いが押し寄せてくる。それをどう乗り切るかがカギなのだ。

     40代社長が私に言った「最近1番嬉しかったことは1,000万円銀行から借入れできたことだ」。

    2、スポーツビジネス

     外見は派手だが1つのチームを持つとはトンデモナイ固定支出を伴う。こんなことには近づかないに限る。

     収入を増やすには観客を増やすことだ。それには競技場を大きくするーなどやるべきテーマは果てしがない。

    3、暴力団

     最盛期(1963)には全国に18万人いた。それが今では1万人を切った。団員が食べて行くだけの収入が無いからだ。彼らにも生活がある。

     団員は給料をもらえる仕事に転職して行った。誠に良いことである。