10/5夕、目黒区立第6中学校の同級生のお通夜に出た。「今時家族葬以外の葬儀は珍しい」と思いながら品川区にある桐ケ谷斎場で50人が参列した。
故人は管工事業をやっていて私の進んだ都立広尾高校より1格上の難関校の都立大付属高校に進学した。現在も学芸大学駅付近に住んでいて私が学大に行くと必ず故人を呼び出した。その彼が居なくなってしまった。寂しい。
例によって私は葬儀の時は派手に雑談する癖がある。都立大附の同級生が3人来て直会(なおらい)の席で雑談が始まった。故人の話はゼロ。
「印刷業をやっているが注文が減って困っている」「印刷の仕事は無くならない。また盛り返すよ」「そんなに甘くはない。他人の商売のことで大きなお世話だ」と見知らぬ老人に回答。そんな調子だから葬儀もまんざら退屈でもない。