耕は「パッケージを主力商品として成長していく」と目標を定めた。ところがどうもシックリ来ない。売上高とパッケージが結びつかないのだ。
パを増やせば売上は増えるのか。パの受注をどこから持って来ればいいのか。つながらない。先の見えないパの受注増を目指しても展望は開けず悶々としていた。
答えは11/4開かれた書体メーカーのモリサワ懇親会で見っけた。我らが尊敬する㈱MIU(旧水上印刷)さんのデザイナーさん達との雑談で答えが浮かび上がってきた。
MIUさんの商売は以下の3点で特徴づけられる。
- チェーン店と商売する。
- チェーン店の販促部門にMIUさんの社員が常駐する。広告代理店は間に入れない。
- デザイン力、販促品の品質の高さでMIUさんの魅力を保つ。
これならばパに限らずあらゆる販促物を製造できる。この切り口ならば営業、デザイナー、工場は迷わず前進できる。
間違ったターゲットで遠回りしないで済んだ。今後1―3の条件を満たすべく増収増益に向かっていく。