私は15年前から日刊工業新聞社が主催している産業人クラブの名古屋に入っている。
当時、東京で交流してきた人たちと縁が切れて「このままでは1人ぼっちになってしまう」と恐れたため新たな会・産業人クラブに入った。
「今さら東京の会に入っても新鮮味がない」と考えた私は新幹線90分で行ける名古屋を選んだ。25年前の2000年9月のことだ。財布の紐が固い名古屋人は気性が私と合っているという思いもあった。
クラブは年2回遠出をした。長崎県の軍艦島、山形県の羽黒山など現地の県職員の案内があったので普通では見られない所まで行けた。
ところが新聞社の方針転換があり3泊の旅行はここ10年無い。クラブの魅力は無くなってしまった。退会はしないが名古屋での懇親会にも行かなくなった。
旅行催事があっての産業人クラブなのに。