高齢社長の仕合わせな日々 756 | 2025年11月28日

新宿駅で2時間ウロウロ

 新宿西口の野村ビル2Fで11/26夜、会合があった。眩暈(めまい)で真っ直ぐ歩けない上に駅は工事中で地下1階西口への行き方が分からない。構内で行きつ戻りつその間2時間。「行くのを止めようか」と何回も考えた。

 タクシーで野村ビル入口までたどり着いて会合に間に合った。講師の敏腕営業マンの話を聞いて立食懇談。会場には若手経営者が40人ほど集まっていた。8人と名刺交換、料理はホテル・オークラの仕出しで旨かった。私はとりあえず所期の目的を終えて「ほっ」とした。

 帰りはヨチヨチながら駅まで40分歩き電車で帰宅した。自宅玄関に入った時は「日程が終わった」という達成感があった。新宿駅から途中引き返していたら何も残らなかっただろう。

 痛い足を引きずりながら工事中の新宿駅界隈を歩いたことは無駄ではなかった。苦しい歩行であった。「時間が過ぎると物事は終わる」と歩きながら考えていた。

 日程は終了した。一晩眠って「明日の朝は何かいいことが起きるのではないか」と思ったが、何も起きなかった。眩暈は改善されていなかった。それでも気持ちは充実していた。