高齢社長の仕合わせな日々 795 | 2026年2月4日

映画「国宝」は面白くなかった

 プリンスシネマの大画面で1/25(日)国宝を見た。結論を言えば次の点で面白くなかった。

 ①主役の女形の義兄弟が同じような顔つきで区別がつきにくかった。

 ②一方がダメになって行く脚本にはうんざりした。

 ③展開が単調だった。

 舞台の艶やかさは京都の5花街の踊りを観付けているのでどうしても比較してしまう。宮川町の京踊りの方が舞台展開に意外性があって面白い。1人で踊った後に20人の集合踊りになるなどやはり舞台監督の腕の問題だ。

 京踊りは地唄の三味線がずらりと並び、艶やかな舞台では大人数の芸妓、舞が踊り狂う。迫力が違う。それが普通に演じられているのが5花街なのだ。特定の芸妓にスポットライトを当てていない。

 五花街は全部女で女形は居ないが、五花街もそれぞれ特徴があって、芝居踊りが特徴の上七軒の老芸妓が忠臣蔵物語を全編1人で踊って表現したのには驚いた。五花街の踊りを知っていると国宝は甘い。

 5花街=上七軒、祇園甲部、先斗町、祇園東、宮川町の花街。それぞれ歌舞練場があり、年数回そこで踊りの発表会がある。