「難波の金融道」というテレビ番組を面白いからよく見ていた。竹内力主演の大阪の高利貸しが10日で1割という飛んでもない高利で貸し付け、あらゆる手段を使ってお金を回収するストーリ―だ。原作が漫画だから筋は極端にブレるからそこが面白い。
すべての話は返済能力の無い人に数百万円という大金を貸すことから始まる。焦げ付きを作ることから物語がスタートする。大体担保もない人にお金を貸すことが間違いだ。
王子段ボール㈱では50%のお客様が前金だ。前金だから100%焦げ付きは発生しない。そもそも段ボール箱などは「締めて1ヶ月後の現金」などで買うものではない。スーパーの食料品購入と同じで前金・現金で買うものだ。私たちがそのような意識だから多くのお客様には何のてらいもなく前金でお願いしている。
政府の発表では2026年度末までに電子交換所の手形・小切手の交換枚数はゼロになる。紙のやり取りが無くなる代わりに電子記録債権(でんさいネットサービスや)インターネットバンキングへの移行を進めている。要するに紙の交換はなくなるが、あと決済のやり方は残る。
耕王ではすべて現金支払いだ。支払ってしまえばあと腐れはなく、それでお終い。簡単でいい。外注さん・仕入先さんに納得してもらうには「20日締めの10日後の振込」の現在の方法が1番説得力がある。
電子記録債権やインターネットバンキングとも関係ない。耕王はわざわざ焦げ付きを作る劇画の「難波の金融道」とは反対の道を行ってる。