高齢社長の仕合わせな日々 158 | 2023年2月17日

下田船渠(ドック)解散後、さびれる町

 1987年に下田船渠解散後「(静岡県)下田市は寂れるだろうと」言われてきた。36年後、2/16 町を1周して「これはひどい」と思った。何十年も経って味のある商店の町並みはボロボロである。

 「景勝の地・下田で生活基盤を作ろう」と思ってきた人にとってこの30年はなんだったのだろうか-と推測した。産業が発展してこそ人口が増え、生活も豊かになる。

 結論を言えば「『他の地』に移転するか年ごとに見極めるべきである」。

 私は神奈川県三浦郡三崎町に勤務したことがある。その時思ったことは「半島の突先にある町に産業は育たない」だ。交通の便が悪いためだ。

 その点王子段ボール、耕文社は恵まれている。「交通の便はいいしとりあえず23区内だ」。この有利な条件を生かさない手はない。