高齢社長の仕合わせな日々 288 | 2023年10月3日

隷書体の耕文社看板撤去

 新館上の南面北面2か所にボルトで止めた1文字1m四方の「耕文社」3文字の大きなステンレス製の看板を9/30取り外した。

 外した理由は①多くの人達が分かり易い書体にしたいためだ。現在モリサワしんごRの書体に統一している。書体デザインがスッキリして読み易いからだ。王耕HP、営業配布用チラシ、トラックのドアの社名の書体は全てモリサワしんごRだ。

 従来の社名書体は1963年(昭和38年)耕文社設立時に父・渡辺昌夫が世田谷区等々力に住んでいた書家に書いてもらったものだ。品のいい隷書体に私も満足していた。

 しかし一昨年2021.9.1「耕文社は創業(1953.6.19)68年のベンチャーである」を宣言してみると、達筆な書家の筆文字はベンチャーにふさわしくないように思えてきた。「ひょっとしてこの筆文字を読めない人がいるかもしれない」。それなら社内に残っている隷書体を「一掃しよう」と思いその手始めがステンレス製看板の撤去だった。