10/31(火)渋谷区立さくらホールで開かれたブルーコーツ(17人編成)の演奏を聴きに行った。アメリカ音楽の伝達者だったビッグバンドは50年前までは各地のキャバレーで引っ張りだこだった。私も20代の頃、広いキャバレーの中を闊歩しその洗練されたメロディに聞き惚れたものだ。
やはりいい。昔を思い出すと同時にゆったりとした音の流れが心を癒してくれた。
クラリネットの北村英治さん(94)も特別参加、2曲吹いてくれた。退場の際は駆け足までしてサービスしてくれた。それを見て「人間の生命力はその人の持っている寿命で決まる」とつくづく思った。